出版社内容情報
「ニャーンといったのはだれ?」と、子犬はおんどりや子ネズミにきいてまわります。幼児が周囲への認識を深めていく過程を描く。 2才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
54
娘が図書館で「ねこ みるく」で検索して出会った絵本。表題作の他に、「三びきのこねこ」の二作品を収録。ネコとミルクが出て来るのは、後半の「三びきの...」の方。白、黒、茶色の、イタズラ盛りのこねこたちが、粉ミルクの缶にもぐって真っ白けになったり、煙突にもぐって真っ黒けになったりするお話。これも「ネコとミルクだね〜」で娘は満足そう。前半の「ニャーンと...」の方は、タイトルで答えは分かっているのだが、無知な子犬が「ニャーン」という声の主を探して恥をかきまくるのを、「このネコだよ!」とツッコミながら楽しむお話。2017/12/03
♪みどりpiyopiyo♪
21
表紙の美しさに惹かれて読んでみました♪ ねこという生き物に まだ会ったことがないのでしょう。「ニャーンといったのはだれ?」と子犬はネズミやにわとりにきいてまわります。探しまわる子犬も しれ~っと隠れてるきじねこも 生き生きとしててかわいいな~♡ 小さい子どもが周囲への認識を探っていく過程を描いたお話なのですね。途中から怒っちゃうのが意外だったけど、生き物に興味を持つくらいの子に読んであげたいです。ねこが隠れている様子を見つけるのも楽しいですね。(ღ′◡‵)(1966年、ソビエト)2016/10/28
しぃ
20
繰り返しがくどいかな?と思ったけど、何で分かんないの!?とか言いながら楽しんでました。2020/05/31
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
ステーエフのおはなしは、ちょっとひねりがありつつ子どもたちに安心感を与えていると思います。読者だけが知っている(ニャーンといったのは誰かが分かっている)ので「なんで分からないの?」「違う!違う!」などの反応が聞こえるのは、おはなしの世界に入ってくれている証拠ですね!こちらは紙芝居もあるようなので是非借りてきて読もうと思います。2020/04/26
ゆきのひ
11
「ニャーン」の正体は?ほらほら、そこだよ!と教えてあげたくなる^^2016/09/13