内容説明
日下遥ちゃんは、生まれてすぐの検査でグルタル酸血症I型とわかりました。たんぱく質を体内でうまく処理できない難病です。生まれてからこれまで、生活のほとんどは病院のベッドのうえ。一日に四十錠の薬と、胃に直接入れる栄養がかかせません。走ったり、とんだりはあまりしたことがないけれど、となりの病室のともだちに書くおてがみは大の得意。はるかちゃんのあたたかな心から生まれた言葉は、詩となって、まわりの人たちをはげましつづけています。難病とたたかう日々の中からうまれた6歳の女の子のつよく、やさしい言葉の数々。
著者等紹介
くさかはるか[クサカハルカ]
日下遥。2002年11月徳島県生まれ。生まれてすぐの検査で、グルタル酸血症I型と診断される。入院中、病院でかいた詩が院内で評判になり、詩と絵の展覧会へとつながる。2009年、初の詩集『おひさまはいつもあったかいね』を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どんぐり
2
これは、分類は何にしたら、大勢の人が読んでくれるか悩みました。絵も文字もおひさまのようにあったかい詩集です。病気の子が書いたという先入観無しに読んで貰えたらいいな~と思います。2009/09/24
りあん
1
次女が幼稚園で借りてきた絵本。子供の感性はスゴい。病気の子だからというわけじゃなく、この作者の子の世界は広く、美しいものをたくさん見付けられる目を持っているんだろうなぁと思いました。次女が借りてきた理由も、「すてきなことが、たくさんかいてたから」らしいので、子供も読める詩集なようです。2014/06/26
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
1
☆×5.0…本当に曇りひとつない、かわいらしい顔をした子供です。でも神様は本当に罪なもので、こんなかわいい子を病気にしてしまうのです。絵も、文章もとても素敵。きっと子の病気だからこそ、かけるのでしょうね。そう、いやなものを浴びていない、純粋無垢な文・そして絵。元気をもらいました。わたしも見えない病気、しかも治らない病気を抱えているので。2012/07/09
楓 a
1
最後のページ見たくないねん。死なはるんやろ?2010/10/16
雨巫女
0
2009/10/27