出版社内容情報
不思議の国アタゴオルで、巨大ネコ・ヒデヨシと少年テンプラが繰り広げるファンタジー! 限りなく文学に近いますむらひろしの世界。 一般向
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
(C17H26O4)
84
猫の毒が必要だ。衛生観念がなくて臭くて、とてつもなく強烈なメンタルの持ち主の猫、ヒデヨシの毒。『アタゴオル』を読むか『猫の森』を読むかこれを読むか、パラパラめくって迷ったが、今のわたしにはこの『玉手箱』くらいのメルヘンも必要と判断。ああ、素晴らしき世界観。心が緩んで解放されるね。色々なものがぴかぴかきらきら光っているのもいいんだよね。目次より…「星街つり」「銀色の花粉」「星の呼吸」メルヘンな目次でしょう?でもヒデヨシは汚くて臭いんだよ。そして自由。2020/12/06
♪みどりpiyopiyo♪
43
随分前に読みました。不思議な不思議な心地でした。何巻まで読んだかしら? また読みたいなー (=^ェ^=)
hirune
38
ヒデヨシ無敵☆欲望のままになんでも口に入れちゃう、好奇心旺盛で誰の言うことも聞きゃあしない(⌒-⌒; )まるで幼児、ベビィギャングのようだなぁ。全く憎めないけどね♪お気楽でとっても楽しそうなファンタジーです。2015/09/28
KAKO
19
ああアタゴオルに行きたい、ヒデヨシに会いたいと、突然思い立って、再々々……再読。人と猫が共存する不思議な森、世界の物語。この作品の素晴らしいところは、ヒデヨシの造形。ファンタジーの主人公にあるまじき、臭い、汚い、傍若無人、ものすごい迷惑猫。でも何故か憎めない。取り巻く世界の造形も素晴らしく、不思議な植物、不思議な出来事、魅力的個性的でどこか突き抜けた人も多く、楽しい。この「玉手箱」は1997年日本漫画家協会賞大賞受賞作品。(アタゴオル自体はもっと前から描かれている。)2026/05/26
ykshzk(虎猫図案房)
18
一生懸命努力すれば大抵のことは出来ると思っていた二十歳前後の頃、この本を愛読している知人のおじさんが居た。いわゆる世間のモノサシでは、成功はしていないヒト。世間の人々に羨ましいと思われるような感じでも無いヒト。今、そのおじさんと多分同じぐらいの年齢になった私は、この本を古本屋で探し出した。(と言ってもネットで簡単に。)あのおじさん同様、ある種のモノサシで測れば普通以下な生活をしている私。でもこの本を楽しめている自分と、その時間とに、本当に満足しています。2022/10/04




