出版社内容情報
仏像は「ほとけ」の姿を表したものとされていますが、歴代の天皇、貴族、地方官僚、武士たちが願いを叶えるべく、財力をもって贅を尽くして制作していたもの。なにがすごいのか? どこがどうすごいのか? 一般には知り得ない事実を徹底紹介しています。
内容説明
世界に誇る103の仏像たち!
目次
第1章 驚きの仏像編(観世音寺の巨大観音―5m級の巨大な観音像が3体も並ぶ、世にも不思議な空間を体験できるお寺。;浄土寺の阿弥陀三尊と平等院の阿弥陀如来―阿弥陀様が極楽からやって来る様子を、夕日を使ってバーチャルに再現!;浄瑠璃寺の九体阿弥陀仏―極楽浄土への往生を願い造られた、九体阿弥陀堂と9体の仏像。 ほか)
第2章 息をのむほど美しい仏像編(向源寺の十一面観音―その美しさから世に「東洋のヴィーナス」と謳われる抜群のプロポーションを誇る観音様。;法華寺の十一面観音と海龍王寺の十一面観音―聖武天皇の后・光明皇后ゆかりの仏像と伝わる古都奈良のお寺に祀られている2体の美人観音像。;泉涌寺の楊貴妃観音―1255年に中国から請来した美仏は、なんと世界三大美人の1人「楊貴妃」がモデル!? ほか)
第3章 不思議・神秘の仏像編(中宮寺の如意輪観音―物思いにふけつつ神秘の微笑みを浮かべる!?世界三大微笑像の1つに数えられる神秘の菩薩像。;観心寺の如意輪観音―片膝を立てて物思いにふける仏像は、如意宝珠で人々の願いを叶える観音様の姿を表したもの。;五劫院の五劫思惟阿弥陀―途方もない時間をかけて人々を救う手立てを考え抜いた結果、髪の毛が伸びて膨れ上がった阿弥陀様。 ほか)
著者等紹介
長谷法寿[ハセホウジュ]
賢劫造仏所代表・種智院大学教授。1956年生まれ、愛知県出身。高野山高校、種智院大学仏教学部、京都市立芸術大学聴講生(博物館学芸員資格を取得)、高野山専修学院に進み仏像と彫刻技術を学ぶ。卒業後、仏師・野間清三師に薫陶を受ける。1984年に賢劫造仏所を設立。全国に仏像を謹刻奉安。現在は仏像を造る傍ら種智院大学の教授を務める
山本悟[ヤマモトサトリ]
地人館・編集ライター。1962年生まれ、東京都出身。出版社勤務を経て2021年11月より地人館に席を置く。出版社時代には奈良・京都をはじめ、全国のお寺を取材してまわり、仏像や仏教をテーマとした書籍やムック本を30冊以上出版する
川内蓮[カワチレン]
絵本作家・イラストレーター。1973年生まれ、京都府出身。武蔵野美術大学卒業後、9年間のデザイン事務所勤務を経て独立。現在はフリーのイラストレーターとして書籍やブックカバー、広告などを手がけ、絵本作家としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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そらまめ