出版社内容情報
睡眠不足からくるパフォーマンス低下やメンタル疲労……etc.その悪影響は想像以上です。睡眠の不思議から、睡眠負債を解消する方法、ぐっすり眠るための環境の整え方まで、睡眠研究の第一人者による最新の睡眠科学がわかる一冊。
内容説明
質のよい睡眠で人生のパフォーマンスを上げる。人生100年時代の新機軸。睡眠研究の第一人者・柳沢正史が教える!睡眠と健康の新常識。快眠のための「私の睡眠記入シート」付き。
目次
1 睡眠の不思議(睡眠とは;実は危ない睡眠不足 ほか)
2 睡眠不足がもたらす悪影響と睡眠障害(これだけは知っておきたい睡眠不足の悪影響;睡眠にまつわる病気 ほか)
3 動物とヒトの睡眠の謎(動物の睡眠;ヒトの睡眠)
4 睡眠の質を高める(よりよく眠るための準備;睡眠の質を上げるには ほか)
5 睡眠にまつわる疑問(夜間頻尿は原因に対処する;朝起きたら体内時計をリセットさせる ほか)
著者等紹介
柳沢正史[ヤナギサワマサシ]
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI‐IIIS)機構長・教授。株式会社S’UIMIN代表取締役。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケディーボーイ
39
最近、眠りの浅さを感じるため睡眠について勉強中。認知行動療法として眠れない時は寝室を離れる、寝る前のスマホは問題ない(ブルーライトはおやすみモードでカットされる)というのは知っていたが、超基礎とされている事でも認識不足なものは多々あった(え、ゴールデンタイムってないの…)。睡眠不足解消への第一歩はまず量。どんなに質を高めようともそれで量はカバーできないらしい。余った時間を睡眠にあてるのではなく、まず必要な睡眠時間を確保してからそれに生活を合わせる。なるほど、全然できてない。2025/02/01
ブルーベリー※更新は控えめです
14
睡眠に関するあらゆる知識を詰め込んだ本。ヒト以外にペンギンが数秒に何回かの睡眠を繰り返していたり、立って寝る動物がいるなどのまめ知識が面白かった。平日と休日の起床時間は同じにしないととは分かってるけど、休日はつい夜ふかししてしまう。できる限りは本に書いてる事を実践したい。2024/12/08
mawaji
7
以前講演を聴いた先生がノーベル賞候補と聞き購入。睡眠の基礎から臨床、家庭の医学的内容まで盛りだくさんで読み応えがありました。悪夢は日常に起こりうるストレスを予行演習しているという考え方、とても納得ができました。不眠症にはやはり認知行動療法が有効なのだ。「睡眠誤認のチェックにPokémon Sleepがオススメ」「足の裏は体温調節に重要な放熱器なので寝るときは裸足で」「就寝前のスマホはナイトモードになるのであまり気にする必要はない」などなど、たいへん参考になりました。オレキシン発見はやっぱりノーベル賞もの!2024/10/23
えだまめ
6
柳沢先生監修本、と言うことで、科学的裏付けの面で安心して読めた。毎日ぐっすりはなかなか難しい。睡眠は技術的な面があるなぁと感じる最近。大変参考になりました。2025/02/11
𝕄𝕚𝕫𝕦𝕜𝕚
5
睡眠の最新の情報がすべて詰まった1冊です!! ビジュアル版のため図が多くてわかりやすいのもよかったです。 気になるとこだけ辞典のように読んでもいいですし、少しずつ読み進めて全部読むと睡眠についてかなり詳しくなれます😊 私は睡眠に問題があるのですが、この本のおかげで解決策が見えてきました!! まずは自分に最適な睡眠時間を見極めて、眠りに悪影響を及ぼす行動を減らしていきます😴2025/02/04