老いた親のきもちがわかる本―マンガで笑ってほっこり

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784023331679
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C2077

出版社内容情報

老いた親のあるあるマンガ×親の気持ちがわかる解説文を多数収録。「何度言っても病院に行かない」「自動車の運転をやめてくれない」「一緒に暮らしてくれない」……etc.そんな親に対する日々の悩みを抱えている人の心がスーッと晴れる一冊。

内容説明

親のきもちに寄り添いながら、「温かく」見守りたい―。「ちょっと疲れちゃったかも…」というあなたも、ぜひ一読を。親もあなたもまた笑顔になれるアドバイスつき。

目次

第1章 家族は心配です(女優―頑として病院に行ってくれない;クスリ―薬を飲んでくれないので心配 ほか)
第2章 正直、困っています(あなたにこそ―外出をしたがらず、一日中ダラダラと…;携帯電話―どうして携帯電話を持ち歩いてくれないの? ほか)
第3章 戸惑うばかりです(ピンピンコロリ―「元気でポックリ死にたい」と言われても…;同窓会―仲間同士で病気自慢が止まらない ほか)
第4章 やっぱりわからん(シャンプー―親が自分のものを勝手に使う!;ジャージ―着なくなった子どもの服を着るのが不思議 ほか)
第5章 介護、どうする?(デイサービス―毎回デイサービスの車に乗せるのに一苦労;先生―介護関係者を「先生」と呼ぶのはナゼ? ほか)

著者等紹介

佐藤眞一[サトウシンイチ]
1956年、東京生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授、放送大学客員教授。博士(医学)。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程を終え、東京都老人総合研究所研究員、ドイツ連邦共和国マックスプランク人口学研究所上級客員研究員、明治学院大学心理学部教授等を経て現職。前日本老年行動科学会会長。日本応用老年学会理事、日本老年社会科学会評議員、日本老年精神医学会編集参与、大阪府社会福祉事業団顧問等を務める

北川なつ[キタガワナツ]
マンガ家、絵本作家、イラストレーター。特別養護老人ホームやグループホームでの勤務経験があり、ケアマネジャーや介護福祉士、ホームヘルパー2級の資格を取得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白玉あずき

39
見開き2ページ、右ページがマンガで左が解説。若い人にはびっくり、心配、迷惑な年とった親の言動にも、一冊読み終わる頃にはそれなりの理由があるのだと納得できる?ようになっています。それでも「老い」を経験したことのない若い人にととっては困った迷惑な言動には違いなく、いずれは我が身で順送りなので、のんびりとあきらめてねという感じ。あんな年寄りにはならないぞと誰もが思うけれど、順当に皆がそうなります。既に自分は「老いた親」の気持ちのほうが共感できるというがっかり感。2021/03/24

たまきら

29
ついにターミナル自宅介護が始まる夫の実家。自分はどう対応していったらいいのだろう?ユーモアが鍵だろうとは思うけれど、ぎりぎりの時にはどうなるんだろう?そんなことを思いながら、あたたかな言葉やクスッと笑えるマンガに勇気づけられた気がします。週末自分の実家でのんびりと母の話を聞きながら、彼女の中にたまっている悲しみや怒り、子供のころの思い出を聞きながら、不思議な気持ちになりました。2020/10/19

ちさと

26
89歳のおばあちゃんの事を想いながら。典型的なお年寄りの行動をあげて、その心理と対処法が見開きで解説されています。アンチエイジングの加速で「年相応」と自分を納得させるのが難しい時代というのに納得。老いはネガティブじゃないはずなのにな。自分にも当てはまるけど。最後の章「介護」の部分は全く知識がない分野で、例に挙げられている行動にどきっとしてしまいました。老年行動学・認知症に関連する本を、もっと読んでみたい。2018/11/21

うさうさ

21
図書館で見つけて読んでみた。漫画なので可愛げがあるし、まあまあ仕方ないよねと思える事かもしれないけど、実際は毎度のことになるとイラッとするんだろうなと思う。年に一度しか会わないのなら我慢できても、会う頻度が高くなれば分かってはいても喧嘩になりそう。2018/09/28

ふじ

20
マンガでほっこり笑え…ない(笑)『行動』でなく『気持ち』を考えればイライラとかウザいとか感じないような当たり前のことまでピックアップしていて、本当に老人世代が嫌で嫌で仕方なくなってしまった子世代向けの本なんだなと感じました。ペコロスさんのマンガ読んだ後だからなおさら。2017/12/16

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