出版社内容情報
日本の治安を守る警察官の組織や階級、部署による職務の違いや捜査手法、プライベートなどについて解説する一冊。複雑な警察組織のしくみを知ることで、刑事ドラマや警察小説というフィクションの世界を一層楽しめるようになる。
内容説明
話題の刑事ドラマ・警察小説がグンと面白くなる!「なんとなくわかる」を卒業できる警察組織の入門書!
目次
第1章 警察組織のしくみ(全国の警察を束ねる―総理直轄の警察庁は全員国家公務員;警視庁と道府県警の組織―世界最大規模の組織を誇る警視庁 ほか)
第2章 各部門の役割(刑事部―捜査第一課;刑事部・警備部―SIT&SAT ほか)
第3章 警察官の事件捜査(現場検証と初動捜査―事件発生後に警察官は何をする?;捜査本部の立ち上げ―本部と所轄が対立することはない!? ほか)
第4章 現場からの証言(捜査第一課 現場からの証言―初動捜査の難しさと重要性;捜査第一課 現場からの証言―地道にして緻密な「地取り」捜査 ほか)
厳選 傑作警察ドラマ
著者等紹介
古谷謙一[フルヤケンイチ]
カートエンターテイメント所属。元警察官、元自衛官、元傭兵などによるKart警察監修チームの一員として映画、ドラマにおける警察・軍事・特殊部隊監修などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
舞
51
知らなかったことがいっぱいあった。ごちゃごちゃした理解がすっきりした。どこの部署が何の仕事なのかもわかった。似たような部署の違いもわかりやすい。特に2章が良かった。2019/01/23
p.ntsk
46
タイトルのとおり日本の警察組織の概要、各部署の役割、事件捜査、現場の声など図表を交えながら解説していて分かりやすかったです。小説やドラマで警察ものを見たりする時の手助けになったり現実との違いがわかって面白いかもしれません。 2018/11/06
ぼのり
32
警察組織や各部門の紹介や様々な事件捜査について、イラストや表などを用いて分かりやすく説明されている。個人的には所轄の「鑑識」と本部の「現場鑑識」の違い。科捜研や捜査の最新技術。ストーカーやサイバー犯罪など比較的新しい犯罪に対する取り組みなど興味深く読みました!巻末の『厳選傑作ドラマ』は昔〜現在の有名な作品が紹介されてて、その中に『スケバン刑事』が‼︎ 原作漫画もドラマも好きだったので、そのチョイスがちょっと嬉しかったです(*^ω^*)♪ ちなみに私は初代(斉藤由貴さん)が好きでした^^(2018/169)2018/12/22
as
15
巻末の傑作警察ドラマに「トミーとマツ」や「スケバン刑事」まであるのに何故、「宇宙刑事」や「ロボット刑事」がないのでしょうか。BGM「強さは愛」2017/09/21
光久 佑一
11
何となく外観は知っていましたが、おさらいという感覚で読んでみました。警察がしっかりしているからこそ、日本は世界に誇れるほどの治安を享受できているのだと感謝。「花形のソウイチ(捜査一課)」って響きがいいですね。でも、二課も三課も自分らこそ花形だとライバル視しているとか、面白いけれど、本当なのかなぁ。2018/03/04