昭和ごはん

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昭和ごはん

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784023330665
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C2077

出版社内容情報

【芸術生活/家事】著者はリトルプレスで人気の雑誌「日々」の編集長。昭和の家庭のごはんを、時代背景も添えつつ紹介。70代の著者にしか語れない昭和の料理をレシピごとに展開。時代の匂いも感じられる文章で昭和のごはんを綴った本。

内容説明

シュッ、シュッ、かつお節を削る音。トントン、きゅうりを切る音。ジュージュー、さんまを焼く音。コトッ、コトッ、ふろふき大根を煮る音。懐かしい台所の音が、一冊に込められている。季節の「旬」を味わうレシピ70。「日々」の暮らしの中で紡いで来た昭和の家庭ごはん。

目次

春(日本の春を告げる竹の子;醤油色のふき、翡翠色のふき ほか)
夏(待ち遠しい空豆の季節;きゅうりもみは昭和の夏の風物詩 ほか)
秋(秋はさんまとやってくる;湯豆腐と水コンロ ほか)
冬(ふろふき大根、名前の由来;奇数好みの五目料理 ほか)

著者等紹介

高橋良枝[タカハシヨシエ]
1942年横浜生まれ。『日々』編集長。大学卒業後、出版社に入社、雑誌の編集に携わる。出産後7年間、2人の子どもを育てる専業主婦として、明治生まれの家事上手な祖母から学んだ料理や、新しい料理、菓子作りにいそしむ。30代半ばでフリーの編集者、ライターに。42歳で編集プロダクション「アトリエ・ヴィ」を設立、多くの雑誌や書籍の編集、PR雑誌を制作。60歳を過ぎて料理や器、旅などをメインテーマにしたリトルマガジン『日々』を創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

97
お盆の箸休めに1冊どうでしょう?ここに載せている写真を見るだけで安らぎ、ほっとする私は昭和ド真ん中なり!日本に日本人に生まれた幸せを感じる。嗚呼、この本をおかずにご飯を食べたい(笑)2016/08/15

野のこ

33
高橋さんのルーツが書かれてあり、彼女の根っこの部分を少し知れて嬉しかったです。おばあさまの優しい気持ち、胸がいっぱいになりました。四季折々の食材素材を生かしたお料理。お台所からかつお節の出汁とほんのりお醤油の香りが届きそうでした。高橋さんでも「しめしめ」と思ったりするところが失礼ながらかわいらしいと思った。また最近義父のピーマンが辛いなぁ。と思っていたら先祖返りして本来の唐辛子の辛さを身につけるらしい。とスッキリしました。2017/10/17

たんぽぽ

24
今年は平成28年。「昭和は遠くなりにけり」なのかもしれない。 インスタグラムで目立つ写真を撮りたい人とは無縁のまっとうなお惣菜が並ぶ。 春には筍ごはんや豆ごはんを炊き、夏になったらきゅうりもみをアレンジする暮らし。 高橋さんは私よりも年配でらして、昭和の食卓から思い浮かべる風景は違っているのだろうけど、この空気感は懐かしい。 当時としては思いっきり新しかったであろうスコッチエッグが妙に懐かしくなった。 2016/07/08

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

6
読んだら、真っ当な食生活が私にもできそうな気がしてきた。その料理が存在する昭和の食卓の光景、それがリアルにイメージされたからだろうな。ちゃぶ台ではなくてひとりひとりの御膳がある、それをリアルに知ってる最後の世代ではないか、私は。2016/08/01

たろいも

6
スコッチエッグはご存知でしょうか。2016/07/12

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