出版社内容情報
【芸術生活/家事】著者はリトルプレスで人気の雑誌「日々」の編集長。昭和の家庭のごはんを、時代背景も添えつつ紹介。70代の著者にしか語れない昭和の料理をレシピごとに展開。時代の匂いも感じられる文章で昭和のごはんを綴った本。
内容説明
シュッ、シュッ、かつお節を削る音。トントン、きゅうりを切る音。ジュージュー、さんまを焼く音。コトッ、コトッ、ふろふき大根を煮る音。懐かしい台所の音が、一冊に込められている。季節の「旬」を味わうレシピ70。「日々」の暮らしの中で紡いで来た昭和の家庭ごはん。
目次
春(日本の春を告げる竹の子;醤油色のふき、翡翠色のふき ほか)
夏(待ち遠しい空豆の季節;きゅうりもみは昭和の夏の風物詩 ほか)
秋(秋はさんまとやってくる;湯豆腐と水コンロ ほか)
冬(ふろふき大根、名前の由来;奇数好みの五目料理 ほか)
著者等紹介
高橋良枝[タカハシヨシエ]
1942年横浜生まれ。『日々』編集長。大学卒業後、出版社に入社、雑誌の編集に携わる。出産後7年間、2人の子どもを育てる専業主婦として、明治生まれの家事上手な祖母から学んだ料理や、新しい料理、菓子作りにいそしむ。30代半ばでフリーの編集者、ライターに。42歳で編集プロダクション「アトリエ・ヴィ」を設立、多くの雑誌や書籍の編集、PR雑誌を制作。60歳を過ぎて料理や器、旅などをメインテーマにしたリトルマガジン『日々』を創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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