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出版社内容情報
2026年1月1日、能登半島地震が起きて2年が経つ。能登半島の人々は地震にどう向き合ったのか、そして今の気持ちは、暮らしはどうなっているのか。現地駐在の朝日新聞記者が描く地震後に紡ぎだされた5つの物語。能登を知るための一冊。
【目次】
内容説明
2024年の元日、集会所では宴会が続いていた。午後4時6分、最初の揺れが来た。ミシミシミシと音が響き、和室の壁にヒビが入っていく。その4分後の午後4時10分。今度はとてつもない揺れが来た。思わずしゃがみ込んだまま、ごろごろと地面を左右に転がった。この時を境に激変した日常。被災者の歩みを記す。
目次
第1章 能登半島の先端、100人のまちの作戦会議(孤立した集落;避難所で始まった「復興会議」 ほか)
第2章 二重被災のまち 唯一のスーパーと新たなラジオ局(二つのエンジン;町唯一のスーパー ほか)
第3章 映画「幻の光」の恩返し 届けた1万人の気持ち(2人の恩人;ロケ地へ ほか)
第4章 能登の悲劇も、やさしさも 海色の列車の「語り部」(能登に行っていい?;「津波てんでんこ」のような ほか)
第5章 茅葺き屋根から結んだ内と外 未来を耕せ(離れかけた心;1年、がんばろう ほか)
著者等紹介
上田真由美[ウエダマユミ]
朝日新聞記者。1979年名古屋市生まれ。2004年入社。福島、岐阜、名古屋を経て大阪では大阪都構想の議論や都市と地方の格差などを取材。東京で文化部勤務の後、2024年春から金沢総局・能登駐在。広い能登で、最初の1年間の自家用車の走行距離は3万6632km(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



