出版社内容情報
【目次】
内容説明
どうしてあんなに、自信満々なのか。「従順」か「居丈高」か、世の中に蔓延る二択から逃れるために。
目次
そういうことになってるから
オマエに権利があるのか?
批判なんてしません
やかましい街で
幸せの設定
落ち着いてください
不機嫌
善意
視覚化から資格化へ
不安なくせに
上から目線
気のせい
確信歩き
切り取りだ
すべてを見る
逆ギレw
ヤニる!
承認
届ける
NEW&SPEED
言語化
物を言う
自分で考える
著者等紹介
武田砂鉄[タケダサテツ]
1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年からフリーライターに。著書に『紋切型社会』(朝日出版社、2015年、第二五回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞、19年に新潮社で文庫化)など多数。新聞への寄稿や、週刊誌、文芸誌、ファッション誌など幅広いメディアで連載を多数執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
120
このようなある種の「違和感」を言語化し且つ、構造化する話はとても楽しいです。今回は「いきっている」の『いきり』の構造で、言ってしまえば「正論で殴る」、いや言い過ぎました、「正論を振りかざして(=武器として振るい)、他人の感情を制御しようとする」とのことでした。2026/01/13
けんとまん1007
69
武田砂鉄さんの本には、継続して触れている。自分が感じていることを、表現していただいているようで、心強い。ぼんやりとしていたことが、解像度を上げてもらえるようだ。強気言い切ってしまう。単純な言葉を使う。声を荒げる。批判でなく避難する。共通の土俵に乗らない・・などなど、ますます、そんな風潮が強くなっていると思う。だからこそ、自分の頭で、距離を置いて考えることが大切になる。2025/11/18
ケイティ
36
本書で考察されている「いきり」が、ぼんやり定義していたものよりはるかに多様だった。同時に自分がいかに浅かったかを痛感。いきる人たちの根っこにあるのは総じて不安なように思える。自分の不安を解消するために、枠組みや居場所を明確にしたい。でも他人と共存する社会は問いと違和感を持ち続けて模索していくもので、画一的な最適解はない。著者の実践する「自分への承認との付き合い方」が、あの淡々と流れるような軽やかさに繋がっているのかも。ラジオも好きだけど、やはり著書だとより深く細かく、思考が刺激されてとても良かった。2026/06/05
どら猫さとっち
22
声高に叫ばなくても、よくよく聞けば威圧感がある発言。お前が言うな的な居丈高な言葉の蔓延。そして、黙らされている空気感。居丈高か従順かの二択しかない世間。その抑圧から脱するには、何が必要か。『紋切型社会』から10年、武田砂鉄が世に問い考える、言葉で固まる現象の解きほぐし方。紋切型から始まった彼のライター活動は、思考停止や同調圧力を解放するための疑問であり、批判の展開が多い。武田砂鉄に救われる人は、知る限り見当たらない。それでも今の時代、武田砂鉄が必要だ。2025/09/28
Shimaneko
16
ちょっとリハビリ気分でようやく読了。必ずしも読みやすい文章とは言い難いし、本人も言ってるようにかなりくどいんだけど、流しちゃいけない大事なことを、適切なタイミングでリマインドしてくれる貴重な書き手のひとりだと思う。消化しにくいからこそ健康には必要不可欠な繊維質、みたいな感じ?(失礼 2026/04/11
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