ソニー最高の働き方

片山 修【著】

朝日新聞出版（2024/09発売）

• サイズ 46判／ページ数 344p／高さ 19cm
• 商品コード 9784023323704
• NDC分類 542.067
• Cコード C0034

出版社内容情報

ゲーム、音楽、映画、金融、半導体、家電の６ジャンルで売上高13兆円、営業利益1兆2000億円を生み出すソニー。GAFAMにも対抗しうる日本企業として復活したソニーの強さの秘密は「働き方」にある。仕事は自ら作るものであり、やりたいことにチャレンジできる。だから仕事を楽しみ、成果が出る。ソニーの強さを多様な働く現場から解き明かす。

内容説明

売上高約１３兆円、営業利益約１兆２０００億円、社員１１万人、半数は海外在籍。成長のカギは、事業と人材の多様性。やりたい仕事への挑戦が最大の成果を生む。プレイステーション、ＹＯＡＳＯＢＩ、鬼滅の刃、生命保険、イメージセンサー、モビリティ、ロボット…。ＧＡＦＡＭにはない、独自のクリエイティビティとテクノロジーが融合する現場に迫る。

目次

序章　社員と会社は「選び合い、応え合う」
第１章　世界を感動させるエンタテインメントの仕掛け人
第２章　新しい世界をつくるテクノロジーの力
第３章　社会を変える新規事業の生まれ方
第４章　世界から人材を集める「ソニーの働き方」
第５章　個を尊重、管理しないマネジメント
終章　なぜソニーは「第２の創業」を成し遂げたのか

著者等紹介

片山修［カタヤマオサム］
経済ジャーナリスト。愛知県名古屋市生まれ。経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。鋭い着眼点と柔軟な発想が持ち味。長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人事論には定評がある。２００１年～１１年までの１０年間、学習院女子大学客員教授を務める。著書は６０冊を超える。中国語、韓国語に翻訳された著書も少なくない（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スプリント]

現在のソニーの事業紹介本。 以前の尖った社風に原点回帰するには世帯が大きくなりすぎてしまったのかもしれない。 東芝やパナソニックの二の舞いにならないようにしてほしい。

2025/01/12

[nobu23]

様々なポジションや事業部で働くソニー社員達のポジティブな声を集めた本。バラエティ豊かでバイタリティに溢れるすごい会社だなと思いつつ、本に出てこない多くの社員は実際のところどうなのかは気になった。

2025/01/25

[とんぐ]

ソニーの「個性」を尊重する企業文化を学んだ。一人ひとりに「やってきたこと」「やりたいこと」が明確に存在していることがあり、それを大切にしている会社がソニー。本書を読んだ後、これを自分に落とし込まねば、と思い「自分は今までの仕事で何をやってきたか」「それを生かしてこれから何をしていきたいのか」と、思考の棚卸しをしたが、とても良い機会となった。

2025/02/24

[ねぎとろくん]

人材も事業も多様だなと感じた。 分かりやすく社会貢献意識の高い集団は、R&Dセンターの中や、ソニーグループ(株)の中にありそう。 事業体間の異動、結構しやすいのだろうなと想像する。 マーケ、開発、商品企画、経理、人事、法務、社長室、経営企画、販売促進、店頭販売、営業、職種も色々、選択の幅が広いなあ。 1人、自分と思想が似ている人がいた。

2024/11/16

[christinayan01]

憧れのソニー、今でも仲間にしてほしいソニーないのいろんな事業部のかたのインタビュー集。情熱にな様々な形があると思うがソニー流の情熱が私は一番心に刺さるなあ、やっぱりすごい人が集まっている。就職活動でもソニーの面接官が一番素敵だったし、エンジニアよりの人ほど傾聴してくれて共感してくれて、年齢性別とかの壁を全く感じなかった思い出。

2025/05/08