治療効果アップにつながる 患者のコミュニケーション力―医師との会話・失敗例と成功例をケースごとに解説

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  • サイズ 46判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023322790
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C2047

出版社内容情報

近年、医師と患者のコミュニケーションが治療効果や患者・家族の満足度に大きな影響を与えることが明らかになってきた。短い診察時間で医師とコミュニケーションをしっかり図るコツを、ケースごとに失敗例・成功例を紹介しつつ解説する。

目次

第1章 医師とのコミュニケーションで困ったことはありませんか―コミュニケーションがうまくいけば、治療効果も上がる(医師と良好なコミュニケーションができたら;短い診察時間でもコミュニケーションの質は高められる ほか)
第2章 医療者と「対等」な関係を築く(重要視されるようになってきた「共有意思決定」(SDM)
最適、最高の医療に必要なのは「対等」な関係 ほか)
第3章 真のコミュニケーション力―どんな場面でも実践できる「コミュニケーション上手」とは?(コミュニケーションに関する5つの誤解;治療効果アップのための患者コミュニケーション力=発信力・認識力・役割力・目的力)
第4章 ケース別に解説 医師との会話・失敗例と成功例(持病の薬を変えたい;ネットで調べたので分かってる ほか)
第5章 患者が医療者とともに創る「共育」の関係(医療だからコミュニケーション、それともコミュニケーションするから医療?;患者と医師は「共育」の関係 ほか)

著者等紹介

宮原哲[ミヤハラアキラ]
西南学院大学外国語学部教授。1983年ペンシルベニア州立大学コミュニケーション学研究科、博士課程修了(Ph.D.)。ペンシルベニア州立ウェスト・チェスター大学コミュニケーション学科講師を経て現職。1996年フルブライト研究員。専門は対人コミュニケーション。ヘルスコミュニケーション学関連学会機構副理事長

中山健夫[ナカヤマタケオ]
京都大学大学院医学研究科健康情報学分野教授。1987年東京医科歯科大学卒、臨床研修後、同大難治疾患研究所、米国UCLAフェロー、国立がんセンター研究所室長、京都大学大学院医学研究科助教授を経て現職。専門は公衆衛生学・疫学。ヘルスコミュニケーション学関連学会機構副理事長。社会医学系専門医・指導医、2021年日本疫学会功労賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュリ

2
医師がどう患者に接したらよいのかという内容化と思ったら、患者がどう医師とコミュニケーションをとったらよいのかという内容だった。医師に言いたいことをいえない、うまく伝わっていないと思う人の参考になると思う。2024/12/24

CD

2
具体例がいろいろ載っていて、こんなコミュニケーションできたらいいなと思うんだが、実際には、医者のほうから歩み寄ってもらわないと、医者に何かを伝えるのは困難だと思う。そして、そのような医者はめったにいない。2024/08/14

アルミの鉄鍋

1
★3 医者と一般人は異文化コミュニケーションみたいなもの。育ってきた環境が全く違うので患者も医者も伝え方ひとつで納得度が異なる。この本は医者目線でもあり患者がどうやって自分の症状を伝えると良いのかが書かれている。患者の立場として勉強になった。2023/03/20

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