司馬遼太郎「坂の上の雲」の視点

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司馬遼太郎「坂の上の雲」の視点

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784023322684
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

週刊朝日連載「司馬遼太郎シリーズ」写真担当の小林修が、司馬遼太郎氏のベストセラー『坂の上の雲』の世界観を写真で表現した。作品の印象的な文章も掲載、写真とのコラボレーションで新たな魅力を引き出す。 週刊朝日連載「司馬遼太郎シリーズ」は2006年に連載を開始して16年が経過、現在も続いている。もっとも長期に連載したのは『坂の上の雲』だった。「まことに小さな国が、開化期をむかえようとしている」という一文で始まり、弱小国だった明治日本の青年たちが必死でロシアに挑み、かろうじて勝利するまでを描く。日露戦争は「第0次世界大戦」とも呼ばれ、現代のウクライナ紛争におけるロシアのあり方とオーバーラップする点も多い。 小林は愛媛・松山を振り出しにした国内はもとより、ロシア、イギリス、フランス、フィンランド、アメリカ、中国、韓国など、作品の舞台ほぼすべてを取材した。写真には旅の要素も含まれており、厳選した写真を司馬氏の言葉とともに紹介することで、『坂の上の雲』の世界を実際に旅するような内容となっている。 司馬氏のロシアに関する言葉は、ロシア情勢の源流を知る一つのきっかけとなるだろう。さらには司馬氏が愛した正岡子規の俳句も引用し、俳句ファンにとっても興味をひく写真集になっている。「司馬遼太郎シリーズ」の小林の写真は、2017?19年の3年連続で日本雑誌写真記者会賞の最優秀賞を受賞し、19年には写真集『司馬遼太郎「街道をゆく」の視点』を出版し、あわせて開催された写真展(東京、大阪)は大きな反響を呼んだ。 2023年は司馬遼太郎氏の生誕100年にあたる。心血を注いだ『坂の上の雲』の世界を写真と文章でお楽しみください。

内容説明

敗戦が国民に理性をあたえ、勝利が国民を狂気にするとすれば、長い民族の歴史からみれば、戦争の勝敗などというものはまことに不可思議なものである。司馬遼太郎のベストセラー『坂の上の雲』の世界観を写真で表現。

著者等紹介

小林修[コバヤシオサム]
1966年生まれ。1990年、立教大学英米文学科卒業。同年、朝日新聞社に入社。出版写真部で「アサヒグラフ」「週刊朝日」などの撮影を担当。2003年、2017年、2018年、2019年、日本雑誌写真記者会賞最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

178
司馬遼太郎「坂の上の雲」の世界観をビジュアルで表現した写真集を見つけたので、手に取りました。 文章が少なく美しい写真中心に魅せる本作、司遼ファンにも高評価になりそうです。 https://www.asahi.com/corporate/info/147515122022/10/25

なつきネコ@小学校に入学した化け猫

32
日露戦争、その事を描いた司馬さん 本当に文章が美しい。「まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている」の一文は私の中でも最高の始まり。あのドラマの渡辺謙の声の朗読を思い出す。ドラマから伝わった明治期の日本人の盛り上がり、あの感覚から明治が好きになった。東京、サンクトペテルブルク、旅順、豪華な写真集。ウクライナ戦争の始まったときからに発行した。ずっと昔からロシアは妄想に囚われ存在し、同じことをしている。日露戦争のときは日本だった、今はウクライナが同じことをしている。歴史は繰り返すその事を思い知らされる2024/05/29

koji

14
小林修さんの司馬遼太郎写真集は「街道をゆく」に続き2冊目。ロシアのウクライナ侵攻の2022年に刊行された本作は、「司馬さんが伝えようとした日露戦争当時のロシア人の本質は(略)現代のロシア人とオーバーラップしている」ことを表しています。又それだけでなく、本作の写真と引用文を眺めていると、「坂の上の雲」が日本人、ひいては人間とは何かを主題にしていることを改めて思いました。2024年は、20年ぶりに「坂の上の雲」を読むことにチャレンジすることにしました。今の自分は「坂の上の雲」に何を感じるか、ワクワクしますね2023/12/25

ロマンチッカーnao

9
坂の上の雲の写真集。坂の上の雲の舞台の写真と司馬さんの文章。休日の午後にカフェで眺めていると最高の時間を過ごせます。2024/10/20

pulapula60

2
「週刊朝日」などの写真担当が「坂の上の雲」にまつわる場所の磨かれた写真と原作からの引用文で綴る写真集。司馬の文には50年前からロシアの専制、侵略を感じる。原点松山から始まっているが、ウクライナ侵攻後の出版のためロシアが多く感じる。露帝都だったサンクトペテルブルクの写真とともにモンゴル人の支配でロシア人には市民社会がなかったや、ロシア人は国家と違い好人物だけであるという文がある。ロシア、日本に限らず人は集団になるとなぜ悪くなるのか考えずにはいられない。2024/07/13

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