出版社内容情報
日常に刺激を与えるノベルシリーズ第4弾。中学1年生の霧島亜紀は、友達に誘われてとある廃屋に肝試しに行く。しかしそこはいわくつきの呪いの家で、亜紀をはじめ肝試しに参加したメンバー全員が呪いを受けてしまう。このままでは命を失うかもしれない……。亜紀はオカルト研究会の会長・天堂先輩に調査を依頼する。天堂が出した条件とは、天堂の能力とは何なのか、緊迫の展開が続く!
内容説明
「いまから、霊感少女になってくれ」借金の割引のためにオカルト研究会に入会したわたし(霧島亜希)は、会長の天堂先輩から意味不明な指示を告げられる。これがオカルト研究会と「呪い」との戦いの始まりだった。
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
小説家。大阪府出身
水輿ゆい[ミナコシユイ]
イラストレーター。書籍、キャラクターデザイン、カードイラストなど多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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☆よいこ
65
オカ研①児童書。YA。ガチ怖系▽中学受験に無事合格し中学1年になった霧島亜希(あき)は内部進学生3人に誘われて、近所で有名な「幽霊屋敷」探検に行く。一家心中のあったという家で怪異にあい、帰宅後も怪しい影を見た亜希は「オカルト研究会」に助けを求める。入部を条件に、会長の天童先輩が解決を約束してくれた▽中学生のコワイモノといえばやっぱりイジメ、そしてイジメの復讐。2023年刊2024/11/24
ゆた
3
図書館で偶然見かけて手にした本。学園ホラーもののティーンズ向け作品というのは昔からあったが、本作は昔からあるホラーの王道を現代風に合わせた感じ。テレビから出てくるとか呪いのビデオとか日本古来の幽霊譚にもデジタル家電はつきものだったが、最近は動画配信やスマホがツールとしては主流なのだろう。 霊感のある美形の先輩と肉体派の黒髪美女と取り憑かれやすいラーメン屋の娘という異色すぎるメンバーなので怖い話だけど怖すぎず、気楽に読めるのが良かった。2025/06/28
beep_bo_bop
2
A fun read and made for elementary-middle school level children in this mystery book!. 読んでよかったから僕の日本語レベルのように向きだったとかともう、それでナゾノベルちょうすきだし、まだおすすめほど好きだった知らないけど日本語を勉強したいならいいよだろう。このノベルの中で少ないキャラが出る、キャラの歴史をあまり勉強できないけど楽しかった、もっと書きたいけど文字限界がある.次の本も読みたい!天堂先輩好き<32023/07/04
チタカアオイ
1
【図書館】2024/11/17
色素薄い系
0
怖さはあんまり無かったけどどちらかというと怪異がイジメと結びついていた事の方が驚きでした。結局動画のURLを送って来たのは誰だったのかが分からなかったんだけど…天堂は依頼料と言う割には学生でも手を打てる物に変えてくれるのはなんだかんだ優しいのかな。まかないチャーハンどんだけ食べたかったんだよと思うけど。静流は清楚系黒髪美少女かと思ったらまさかの武闘派でギャップが良かったと思います。児童書カテゴリのメインキャラに高校生がいるのは珍しいなぁとキャラ表を見て思いました。続きも読みたいと思う。2025/05/10