出版社内容情報
著者はオックスフォード大、マックスプランク研究所、ケンブリッジ大をへて、現在、東大ニューロインテリジェンス国際研究機構の脳神経科学者。AI時代こそ、人間的な「創造性」「美意識」に着目される理由、伸ばし方を書く。
内容説明
AIよりも人間に得意なことは何か?オックスフォード大、マックス・プランク研究所、ケンブリッジ大で脳神経科学を研究してきた著者が考える「人間の可能性」について。
目次
第1章 脳の統計学習とは何か?(安心して効率よく生きるための脳のシステム;脳は「遷移確率」と「不確実性」を学習する ほか)
第2章 個性や創造性は“ゆらぎ”から生まれる(潜在記憶と顕在記憶;脳は「知らなかったことを知る瞬間」が好き ほか)
第3章 本質を知ること、意欲をもつこと(「ズレ」を「ズレ」として認識する力が重要;意欲や知的好奇心を活用する ほか)
第4章 収束的思考と拡散的思考の共創(2つの思考と不確実性の「ゆらぎ」;どのようにして「ひらめき」は生まれるのか ほか)
第5章 人間を生かす、個性を生かす(AIが得意なこと、人間が得意なこと;「収束的思考」だけに偏らない ほか)
著者等紹介
大黒達也[ダイコクタツヤ]
東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構特任助教。医学博士。1986年青森県八戸市生まれ。オックスフォード大学、マックスプランク研究所(独)、ケンブリッジ大学などを経て、現職。専門は音楽の脳神経科学。現在は、神経生理データから脳の創造性をモデル化し、創造性の起源とその発達的過程を探る。また、それを基に新たな音楽理論を構築し、現代音楽の制作にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ERIN
ほうむず
多分マグマグ
つっきーよ
マリー