往復書簡 老親友のナイショ文

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往復書簡 老親友のナイショ文

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023319325
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

百歳目前にして日々ペンを走らせる瀬戸内寂聴と、八十代半ばにして現役バリバリ横尾忠則。半世紀ほど前に出会った二人による、週刊朝日連載の往復書簡をまとめた書籍。〝老親友〟の二人が昭和からの交流を振り返り、世相を見抜き、奔放にユーモラスに生きること、長寿の悲喜こもごもを互いへの手紙形式で伝えあう。

内容説明

数え100歳にしてペンを走らせる瀬戸内寂聴と、80代半ばにしてアートの海を泳ぐ横尾忠則。半世紀ほど前に出会った二人の往復書簡。“老親友”として時代を振り返り、破天荒な人生の悲喜こもごもを伝えあう。

目次

1(二人とも本質的にいいかげんなところあり/天才は三島さんくらい あ?横尾さんもよ;90年、80年生きた物語にこそ価値/このまま百まで生きたらどうしよう;北斎とセトウチさんにとって百歳って/大丈夫!讃辞いただいても絵描には ほか)
2(ONに横綱たち…アスリートから刺激/うなりつつコロナウイルス研究中 ヨコオさんのため;機銃掃射悪夢の一瞬、僕の絵の原点に/戦争のこと、あまりにも話がありすぎて;百まで生きることが自業自得とは/満九十八…はねまわった昔々がなつかしい ほか)
3(夢のごときセトウチさん延命作戦あり/最期は絵描きに…浮かぶ、あの世の好き暮し;文学者と画家の間に横たわるものは?/数え九十九歳で絵描きになります!;“絵の年長者”より愛を込めて/ヨコオ画伯うならすどんな絵描くか! ほか)

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市生まれ。63年、「夏の終り」で女流文学賞。73年、中尊寺で得度。2001年、『場所』で野間文芸賞。06年に文化勲章。17年度朝日賞。著書多数

横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年、兵庫県西脇市生まれ。ニューヨーク近代美術館をはじめ国内外の美術館で個展開催。小説『ぶるうらんど』で泉鏡花文学賞受賞。2011年度朝日賞。15年、世界文化賞。20年、東京都名誉都民顕彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツキノ

16
週刊朝日連載の往復書簡をまとめた書籍。楽しく読んだ。98歳と84歳のおふたりは半世紀にわたる交流があるのだとか。時期的にはコロナ前から渦中まで。現在の体調、UFO、死んだらどうなるのか?、三島由紀夫や岡本太郎との思い出エピソードなど盛りだくさん。セトウチさん、98歳にして画家宣言、それをハシャギ過ぎだと返信したヨコオさんに「何と冷たい悪口雑言を書いてくれたのですか!」と憤慨、それを読み、ヨコオさん「ころげて笑いました」。週刊誌イコール仏教書、公開制作第一号は北斎、二号がヨコオさんなど興味深い。2021/06/27

たっきー

10
「週刊朝日」で連載されていた瀬戸内寂聴・横尾忠則の往復書簡。出版社はおふたりに対して、週刊誌だからこそ時事的な話題についても触れてほしいと要望したようだが、おふたりはそれよりも大切だと考えていること(体験を通じての文学や芸術についての考え、どのように生きて、どのように死と向き合うか)を中心に記している。1922年生まれの寂聴さん、1936年生まれの横尾さんの体験談は貴重。2021/04/29

Akirajimusyo

7
週刊誌読まないので書籍化は有り難いです。三島由紀夫からの繋がりで横尾忠則を知り、展覧会行ってハマってしまい、ちょうど書籍化されたとのことで手に取りました。いやはや面白い。お二方ともご高齢を逆手に取って言いたい放題。読むのにパワーがいります。2021/04/06

冬薔薇

3
97才と83才で始まった往復書簡。病気、怪我で入院歴を誇るヨコオさんと死にたい連発のセトウチさん。50年来の友人は天才三島、小説、油絵、旅行、知人らの思い出話に尽きない。これが想定外に面白すぎる。ヨコオさんの油絵のススメはこちらまでその気にさせる。元気をもらった読書だった。2021/07/16

ガラスのバラ

3
週刊朝日の連載で、横尾忠則さんと瀬戸内寂聴さんとの往復書簡。親友という関係なのでいいたい放題のやりとり。84歳と98歳とは思えない軽妙でウィットに富んでいて沢山書かれているので、読む方にもエネルギーが必要。共に三島由紀夫と親しかったり、語られる経験がすごすぎるし、いつまでもお元気そうに思えて、何だかお二方とも仙人の様に思えてしまう。考えないで描く、書くことが生きる力を沸き起こさせているようだ。2021/06/26

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