出版社内容情報
マリ共和国出身の京都精華大学長、ウスビ・サコ氏の自伝。幼少期、中国留学、日本人との結婚、子育て、学長就任。波乱に満ち「なんでやねん」の連続だった日々をコミカルに回顧しつつ、日本社会や教育の問題点を独自の視点で鋭く批判する。
内容説明
マリ共和国から中国を経て日本へ。波瀾万丈な人生をコミカルにふり返る。新型コロナウイルス問題の提言で話題沸騰、日本のあり方、日本人の生き方を鋭く問う。
目次
第1章 赤の他人に教育されるマリ―サコ、すくすく育つ
第2章 ヨーロッパだけが世界じゃない―サコ、異文化に出会う
第3章 マリアンジャパニーズとして生きる―サコ、家庭を持つ
第4章 十人十色の学生たち―サコ、教鞭をとる
第5章 一緒に、大学をつくりたい―サコ、学長になる
第6章 ここがヘンだよ、日本の学び―サコ、教育を斬る
第7章 大学よ、意志を持て―サコ、大学を叱る
第8章 コロナの時代をどう生きるか―サコ、日本に提言する
著者等紹介
サコ,ウスビ[サコ,ウスビ] [Sacko,Oussouby]
1966年5月26日マリ共和国・首都バマコ生まれ。81年、マリ高等技術学校(リセ・テクニック)入学。85年、中国に留学し北京語言大学、東南大学で学ぶ。91年4月、大阪の日本語学校に入学。同年9月京都大学研究室に所属。92年、京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程入学。99年、同博士課程修了。2000年、京都大学より博士号(工学)取得。01年、京都精華大学人文学部専任講師に就任。02年、日本国籍取得。13年、人文学部教授、学部長に就任。18年4月、学長に就任。研究テーマは「居住空間」「京都の町家再生」「コミュニティ再生」「西アフリカの世界文化遺産(都市と建築)の保存・改修」など。社会と建築空間の関係性をさまざまな角度から調査研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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