出版社内容情報
人は無意識にデザインに合わせて行動し、不便を諦めていることがある。これがデザインの「バグ」。「行為のデザイン」は人の行為を観察し、より良い形を見つけてバグをなくす。多くの有名企業も取り入れる思考法を豊富な事例で解説する。
内容説明
人の行為に注目すれば、あるべきデザインが見えてくる。P&G、コクヨ、Microsoft、Panasonic、LIXIL、富士通、Aprica、オカムラ、オリンパス、村田製作所、NOLTY、SAMSUNG、大阪ガスなど、多くの企業や自治体、大学などが導入した「行為のデザイン」に基づく実際の商品・サービスの事例をふんだんに解説。
目次
序章 人の行為にはバグがある
第1章 どこにでもバグは存在する
第2章 6つのバグとその定義
第3章 6つの原因とその因子の定義
第4章 「行為のデザイン」ワークショップ事例
第5章 ワークショップをうまく進めるコツ
第6章 ソリューションに欠かせない裏技
終章 イノベーションのカタチはのこぎり型
著者等紹介
村田智明[ムラタチアキ]
株式会社ハーズ実験デザイン研究所/METAPHYS代表取締役。神戸芸術工科大学客員教授。九州大学非常勤講師。日本デザインコンサルタント協会理事。NPO法人エコデザインネットワーク理事。日本インダストリアルデザイナー協会ビジョンコミッティ。総務省地域人材ネット登録アドバイザー。日本デザインプロデューサーズユニオン会員。国土緑化推進機構委員。キッズデザイン協議会フェロー。大阪市立大学工学部応用物理学科卒業、三洋電機退社後、1986年ハーズ実験デザイン研究所を設立。プロダクトを中心に、iF GOLD、Gマーク金賞を始め国内外のデザインアワードで160点以上を受賞。Microsoft Xbox 360を始め世界記録的な販売数を達成したデザインで、Newsweekの「世界が注目する日本の中小企業100社」に選定される。自ら運営するMETAPHYSは、「行為のデザイン」に基づいて開発から販売までを実践している。また東京都美術館新伝統工芸プロデュース事業や越前のiiza、鳥取のなんぶ里山デザイン大学、新潟の百年物語やデザインラボなど、地域振興にも多く携わる傍ら、ECO Products Design Competition2007~2010、SOCIAL DESIGN CONFERENCE2011~2015の開催を通じて社会課題解決型デザインの啓蒙に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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