内容説明
朝日新聞土曜版be、大好評連載「悩みのるつぼ」書籍化!令和をすこやかに。悩みのない人、悩みのない人生はありません。
目次
第1章 恋と欲望といかにつきあうか
第2章 愛したはずが憎しみに変わる、夫婦という関係
第3章 きょうだい、親戚、友人、厄介な人づき合いの整理法
第4章 子どもを愛する親、親を憎む子ども
第5章 私たちは多様な世界に生きているのです
第6章 生きるために必要な知恵とは
著者等紹介
美輪明宏[ミワアキヒロ]
1935年、長崎市生まれ。国立音大付属高校中退。16歳でプロ歌手としてデビュー。1967年、演劇実験室「天井桟敷」旗揚げ公演に参加、『青森縣のせむし男』に主演。以後、演劇、リサイタル、テレビ、ラジオ、講演活動などで幅広く活動中。1997年『双頭の鷲』のエリザベート役に対し、読売演劇大賞優秀賞を受賞。2018年秋には東京都より多方面での功績をたたえられ、平成30年度「名誉都民」の称号を贈られた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
163
年に何冊か人生相談本を読んでいます。美輪 明宏の著作は、初読です。朝日新聞土曜別刷連載「悩みのるつぼ」の書籍化とのことですが、朝日新聞は購読しているものの、連載時は未読でした。著者のキャラクターの割には、至極真っ当な回答で、人生の指南書として役に立ちそうです。 https://www.asahi.com/topics/word/%E7%BE%8E%E8%BC%AA%E6%98%8E%E5%AE%8F.html2019/11/02
スプーン
32
いつもながらの人生相談。いつもながらの名解答。美輪本にハズレ無し。2020/05/05
パフちゃん@かのん変更
28
まずはほほ笑む練習。常にほほ笑みを絶やさない。姿勢をよくする。背筋を立てること。首を真っすぐにすること。いつも愛想よくニコニコしている。ささやかな、今の幸せを大事にすること。などなど・・・2024/12/22
青木 蓮友
19
あれ美輪さん、今現在は「霊感ありません」みたいな感じですかね。「オーラの泉」のときはバリバリな雰囲気だったけれど少し残念、なんだか調子狂っちゃいます。美輪さんだったら、いや美輪さんだからこそ、どれだけ振りきれてスピリチュアルでも納得できるのに。とはいえ、ようやっと美輪さんに時代がついてきたようです。もはやさほど突飛でもない助言になってしまっていて、ホント時代の変化をこういうところで感じてしまいました。ラジオでも前ほどモガモボ時代を言わなくなって、きゃりーちゃんとか福山を流してる。さすが、美輪さんです。2020/01/16
スリカータ
19
大好きなシリーズ「悩みのるつぼ」に寄せられた回答40件を編集したもの。相談者の文面を読むと、美輪さんに回答をとの指定が多く、ファンが多いのも納得。LGTBを扱った相談が目立つのも美輪さんだからでしょう。お墓や供養に関する相談は、今の世相を反映していて大変参考になった。美輪さんの写真が観音様のように見えた。2019/10/23