心にしみる皮膚の話―「この中にお医者さんいますか?」に皮膚科医が…

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心にしみる皮膚の話―「この中にお医者さんいますか?」に皮膚科医が…

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  • サイズ 46判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023318359
  • NDC分類 494.8
  • Cコード C0047

出版社内容情報

新幹線で「この中にお医者さんはいますか?」と呼ばれ、皮膚科医がとった行動は? なぜ大学病院は順番待ちが多いのか、がん免疫療法の解説など、京大医師によるAERAdot.連載をまとめた一冊。『神様のカルテ』の夏川草介氏が推薦。

目次

第1章 医者になってわかった医療の話(「この中にお医者さんはいますか?」こんなとき皮膚科医はどうしたらいい?;どうして病院の長い待ち時間は解消できないの? ほか)
第2章 皮膚科医になってわかった皮膚の話(先生、ニキビができない食事を教えてください;水虫とあくちと胴巻きと 病気と方言の不思議な関係 ほか)
第3章 医学博士になってわかった医学の話(筋肉増強剤の「ステロイド」と病院で処方される「ステロイド」の違いを知っていますか?;ステロイドは怖い薬なの?利用可能性ヒューリスティックの話 ほか)
第4章 患者になってわかった病気の話(子どもの頃患った喘息 入院生活が教えてくれたこと;毎晩7時半からの特訓 反抗期と父親の骨折 ほか)
第5章 まだなにもわからない 病気と心と死の話(「ニセ医学」を信じてしまった患者を救えない「正論」医療の現実;末期がんの患者さんに「先生、治りますか?」と聞かれたら ほか)

著者等紹介

大塚篤司[オオツカアツシ]
1976年生まれ。千葉県出身。医師・医学博士。2003年信州大学医学部卒業。2012年チューリヒ大学病院客員研究員を経て2017年から京都大学大学院特定准教授。皮膚科専門医。がん治療認定医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あんこ

14
皮膚科医のエッセイはなんか新鮮。温かな話でほっこりした。2020/02/08

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

12
キャッチに惹かれて手にとってしまいました。平易にもなりすぎず、かつ専門用語の羅列にもならず、著者の知識と考えを確実に手渡された感があります。チョコレートの件(クダリ)は不勉強にして初耳でしたが大いに納得。皮膚は免疫の最前線だから、皮膚科というのはまさに命を救うという現場であることも認識を改めさせられました。2020/08/28

rors(セナ)

9
大塚医師のコラムには本当にいつも泣かされる。患者の気持ちを理解しようとしてくれる医師がここにいらっしゃる!ととても嬉しくなる。現実にはなかなかそういう医師には出会えないのだけれど。 第3章のステロイドに関しての記述、とてもわかりやすくて優しい文章だった。ステロイド、医師によって全く言うことが違うし、副作用の話で脅すような事も言われるし、困っているのだけれど…大塚医師のこの本を基準に考えて、怖がりすぎないようにしようと思った。2021/04/04

みいやん

6
いろいろ参考になりました。いい加減な情報に惑わされずきちんと専門医に頼ることにします。2019/09/18

イカカイガカ

5
皮膚科の医師が綴る医療界の話や病気と心と死などについての事。著者はメラノーマという皮膚癌についての症例を多く診てきた事もあり、多くの死とも立ち会ってきたという。この本を読むと、医師として患者とどう向き合うか、著者の人となりが伝わってくる。そして、最後、友の死について書かれている所には周囲の人の死をどう受け止めるか考えさせられる。また、たまたま写真家の幡野広志さんの本を読んだばかりだったのだが、著者と交流があり、この本の写真を担当したと書かれてあった。本と本が繋がる瞬間には、ちょっとした嬉しさが湧いてくる。2019/11/06

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