社会を希望で満たす働きかた―ソーシャルデザインという仕事

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社会を希望で満たす働きかた―ソーシャルデザインという仕事

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023317406
  • NDC分類 360
  • Cコード C0034

出版社内容情報

【社会科学/経営】デザイン事務所と社会福祉法人を経営するデザイナーであり、重度身体障がい者でもある著者が、自ら実践してきた「社会を希望で満たす働きかた」を解説。効率やコストを最優先せず、社会と人を幸せにするために働く生きかたを提案する。

今中博之[イマナカヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

100万人に1人といわれる先天的な障がいがある私は、なぜ「デザイナー」になったのか―。それは、障がい者と健常者が共に希望を見いだす「意図的な企て」を実行するためだった。

目次

第1章 ソーシャルデザイナーの仕事
第2章 ソーシャルデザインは「コノユビトマレ」から始まる
第3章 「ソーシャルワーク」から「ソーシャルデザイン」を考える
第4章 デザイナーは本来、「社会改良者」である
第5章 「デザイン」と「アート」の境界線を考える
第6章 「熱い胸」と「冷たい頭」をもった組織を目指す
第7章 「社会福祉法人」を使い倒す
第8章 「公と民の新しいコラボレーション」を模索する
第9章 ソーシャルデザイナーが直面するジレンマ
第10章 「ふつうではないとみなされる人」と「ふつうの人」の境界線を越えて

著者等紹介

今中博之[イマナカヒロシ]
1963年生まれ。ソーシャルデザイナー。社会福祉法人素王会理事長。アトリエインカーブクリエイティブディレクター。公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会:文化・教育委員会委員、エンブレム委員会委員。厚生労働省・文化庁:障害者の芸術振興に関する懇談会構成員、障害者文化芸術活動推進有識者会議構成員。イマナカデザイン一級建築士事務所代表(一級建築士)。金沢美術工芸大学非常勤講師。偽性アコンドロプラージア(先天性両下肢障がい)。1986年~2003年、株式会社乃村工藝社デザイン部在籍。企業ショールーム、国際博覧会などのデザインにとどまらず、介護・医療施設、児童施設、障がい者施設などのディレクション活動を展開。2002年に社会福祉法人素王会理事長に就任。知的に障がいのあるアーティストが集う「アトリエインカーブ」を設立。アーティストの作品を国内外の美術館やギャラリー、アートフェアに発信する。ソーシャルデザインにかかわる講演多数。グッドデザイン賞(Gマーク・ユニバーサルデザイン部門)、ディスプレイデザインアソシエイション(DDA)奨励賞、ウィンドーデザイン通産大臣賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。