あの夏〈上〉甲子園の魔物と神様

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  • サイズ B6判/ページ数 406p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023317239
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

朝日新聞で2014年から連載が始まった「あの夏」の待望の単行本化。逆転本塁打、サヨナラ、敬遠、奇跡、涙そして歓喜……。スポーツ部記者が足で稼いだ選手や監督らの証言を紡ぎ、かつての名勝負がよみがえる。
1、松井5敬遠 9回2死の祈り 1992年2回戦明徳義塾-星稜
2、「当たった」突然の幕切れ 991年3回戦松商学園-四日市工
3、栽監督、情熱と葛藤のノート 1991年決勝大阪桐蔭-沖縄水産
4、創部4年目 奇跡の快進撃 1949年決勝湘南-岐阜
5、バンビ15歳 きらめいた 1977年決勝東洋大姫路-東邦
6、あと27メートル 逃した東北の夢 1989年決勝帝京-仙台育英
7、野球の神様 打たせた満塁弾 1994年決勝佐賀商-樟南
8、「奇跡」20年 三塁走者の再起 1996年決勝松山商-熊本工
9、想像超えた 2度の大逆転 2006年準々決勝智弁和歌山-帝京
10、またも逆転満塁弾 2007年決勝佐賀北-広陵
11、9回2死「奇跡」は始まる 2009年決勝中京大中京-日本文理
12、深紅の大旗 沖縄へ渡った 2010年準決勝興南-報徳学園
【特別編】転倒 そして物語は続いた 1979年3回戦簑島-星稜

目次

松井5敬遠 九回2死の祈り―第74回大会(1992年)2回戦・明徳義塾‐星稜
『当たった』 突然の幕切れ―第73回大会(1991年)3回戦・松商学園‐四日市工
栽監督、情熱と葛藤のノート―第73回大会(1991年)決勝・大阪桐蔭‐沖縄水産
創部4年目奇跡の快進撃―第31回大会(1949年)決勝・湘南‐岐阜
バンビ15歳きらめいた―第59回大会(1977年)決勝・東洋大姫路‐東邦
あと27メートル 逃した東北の夢―第71回大会(1989年)決勝・帝京‐仙台育英
野球の神様 打たせた満塁弾―第76回大会(1994年)決勝・佐賀商‐樟南
『奇跡』20年 三塁走者の再起―第78回大会(1996年)決勝・松山商‐熊本工
想像超えた2度の大逆転―第88回大会(2006年)準々決勝・智弁和歌山‐帝京
ハンカチ王子とマー君―第88回大会(2006年)決勝・早稲田実‐駒大苫小牧
九回2死 『奇跡』は始まる―第91回大会(2009年)決勝・中京大中京‐日本文理
深紅の大旗 沖縄へ渡った―第92回大会(2010年)準決勝・興南‐報徳学園
特別編 転倒、そして物語は続いた―第61回大会(1979年)3回戦・箕島‐星稜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

それいゆ

47
明徳義塾VS星稜、松山商VS熊本工、箕島VS星稜、記憶に残る3試合です。うつむき加減に黙って一塁に進む松井秀喜、奇跡のバックホーム本塁封殺、芝生の切れ目に足を取られウイニングボールをつかみ損ねるシーン、どのシーンも忘れることのない名場面です。2018/08/21

Kaz

27
第100回大会を記念して朝日新聞に連載された記事。甲子園の無かった年。気分だけでも浸りたくて読んだ1冊。高校野球は高校生のスポーツ大会の中では、次元が違う。星稜 明徳義塾、駒苫 早実、興南 報徳、日本文理 中京、松商学園 四日市工、沖縄水産 大阪桐蔭、帝京 智弁和歌山、そして星稜 箕島。年代を超えた名勝負の物語を読むと、当時の思い出が蘇る。下巻も楽しみ。2020/10/16

とるく

0
以前に朝日新聞に連載されていたのを読んでいたので単行本化を知って喜んだ記憶があります。私が高校野球を見始めたのは97年から。それ以前の試合も収録されていて興味深く読んだ。試合のターニングポイントや大会での両校の勝ち上がり、選手ひとりひとりのドラマが詳細に記されていて熱中して読んでいた。一部選手、関係者たちのその後も紹介されているのも当時の試合を見ていた者としては嬉しい😃✨2022/10/26

スガシン

0
甲子園での名勝負の数々。 当事者の記憶を辿ったコメントがとても興味深い。 甲子園により人生がかわったのか、もともとそういう運命的だったのか… 今年の夏にも未来に語り継がれる名勝負が生まれることを楽しみにしている。2021/04/24

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