出版社内容情報
アップルの時価総額が、米企業としては初の1兆ドルに到達しようとしている。ジョブズ亡き後も続く成長の秘密は、その組織哲学にあった!「チームは100人以内」「コミュニケーションを促す職場環境づくり」「中間管理職の数は減らす」など、イノベーションを生み出す組織のつくり方を解説。
内容説明
ジョブズは、「すごい製品」だけでなく「すごい会社」をつくることに、ずっと情熱を注いできた。今も世界一であり続けるアップルという組織こそ、ジョブズが遺した最も偉大な発明品である。世界を興奮させ続けたジョブズの組織論を1冊に凝縮!
目次
1 ロックバンドみたいな大企業アップル
2 イノベーティブな組織であり続ける
3 組織のメンバーはみなアーティストである
4 利益のためではなく、本当にすばらしいものをつくるために
5 先が見えなくても失敗してもトライし続ける組織
6 創造的組織をつくる真のリーダーシップ
著者等紹介
桑原晃弥[クワバラテルヤ]
1956年広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。慶應義塾大学卒。業界紙記者を経てフリージャーナリストとして独立。トヨタからアップル、グーグルまで、業界を問わず幅広い取材経験を持ち、企業風土や働き方、人材育成から投資まで、鋭い論旨を展開することで定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
18
もの(サービスも含めた)を作るには、組織がいる。その組織をいかにして作るか。言われてみれば、当然のこと。しかも、真のイノベーションを起こすためには・・・。情熱、思いを持つ。衝突を避けない。少人数で、スピード感を持つ。やめる、捨てる。これらを、やり通すことが一番。決断。2019/03/30
kobaton
3
革新!「世界を変える」会社を創るためには、当たり前だが「世界を変える」情熱を持ったトップがおり、その信念を発信し続けること。そこに優秀な人材が集う。彼らが能力を発揮するにふさわしい環境を整え、期待をかけ、要求をし、さらに能力を伸ばすよう育成する。チームは常に自由闊達であるために少数精鋭を崩さない。そして「すべてを1つにまとめる重力のような力が最後には必要となってくる」...ジョブズの卓越さを組織作りという観点から紐解く本書。その哲学の完成度に舌を巻くが、意外にもカール・ゴッチの言葉が心に響いたりして...2019/02/08
まゆとぴ
2
企業に大事なこと、情熱 作り出したものを売り込む力 売る力2023/12/11
夏冬
1
まとまっていて読みやすい。さらに自分でまとめて見返したい。2019/09/30