内容説明
8つの「脳番地」にわけて、48の読書法(脳トレ)を解説。
目次
序章 思い通りのアタマをつくる―8つの「脳番地」を鍛える読書
第1章 言葉好きの脳をつくる―「聴覚系脳番地」を鍛える読書
第2章 忘れない脳をつくる―「記憶系脳番地」を鍛える読書
第3章 言葉だけに頼らない脳をつくる―「視覚系脳番地」を鍛える読書
第4章 他人と自分の気持ちがわかる脳をつくる―「感情系脳番地」を鍛える読書
第5章 アイデアが生まれる脳をつくる―「理解系脳番地」を鍛える読書
第6章 素早く判断できる脳をつくる―「思考系脳番地」を鍛える読書
第7章 メッセージを出せる脳をつくる―「伝達系脳番地」を鍛える読書
第8章 行動できる脳をつくる―「運動系脳番地」を鍛える読書
著者等紹介
加藤俊徳[カトウトシノリ]
1961年、新潟県生まれ。昭和大学医学部卒業、同大学院修了。医学博士。加藤プラチナクリニック院長。昭和大学客員教授。株式会社「脳の学校」代表。1995年から2001年まで米国ミネソタ大学放射線科MR研究センターでアルツハイマー病や脳画像の研究に従事。2006年に株式会社「脳の学校」を創立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
20
せっかく読書をするのだから、効果的にしたい。しかし、とにかくたくさん読めば脳が鍛えられるわけではない。むしろ、偏って「残念な読書」になってしまう事も。聴覚系、記憶系、視覚系、感情系、理解系、思考系、伝達系、運動系と名付けた8つの脳番地を鍛える具体的な方法を、脳科学に基づいて解説する。2017/10/07
こうちゃ
19
☆3 本を読むことが困難だったからこそ、それを克服し現在に至っている著者による脳を強化する「本の読み方」。「脳番地」に関しては著者の他の本で読んでいたので、今回はイラストにあるの8つの「脳番地」の場所を意識して読んでみた。どうか活性化されていますように。何冊もの本を同時進行で読む「浮気読み」をはじめ他にも実践していることもありビックリするほど目新しくはないかな~。2017/05/07
morinokazedayori
17
★★★★★脳のどんな機能を強化させるか決めて、いつもと違うジャンルの本を違う読み方で読むと、苦手な機能を高められるそうだ。例えば、小説を読むと記憶系脳番地が発達して認知症予防によいとか、自分の考えと比較して読むことで理解系脳番地が鍛えられるなど。何気なく読むだけでなく読書を脳強化のツールとすることで、さらに読書欲が高まりそうだ。2020/01/26
月の実
15
図書館本。脳を鍛えるって意識で本を読んでなかったので、目からウロコな一冊でした。8つの脳番地の鍛え方が書いてあるので、今までやっていた読み方にもこういうところが鍛えられてたのかもと納得できたり、新しい発見がありました。認知症予防に小説がいいそうなので、たくさん小説を読んで感情を刺激していこうと思う。2020/08/24
kei
15
難読症(「内言語」が弱い)のお医者さんが書いた脳トレとしての読書術の本。脳トレになっていない読書とは… 1.実は右脳をあまり使っていない「活字中毒」の人 2.じっと座って読みふける「静の読書」 3.読むのが苦手と思い込んでいる人の「イヤイヤ読書」 これらを克服するための方法が書かれています。たまには音読するのもいいのかもしれないと思いました(´艸`*)2018/09/05