出版社内容情報
【社会科学/経済財政統計】全米ベストセラー著者が大胆予言! 金融緩和競争によって世界的な金融パニックが起ころうとしている。投資家は「個人的な金本位制」に移行し、金(ゴールド)への投資で資産を防衛するしかない。金投資のカリスマが金の投資法を伝授する。
ジェームズ・リカーズ[ジェームズ リカーズ]
藤井清美[フジイキヨミ]
内容説明
トランプショックで大波乱!危機の時代に資産を守る唯一の方法。全米ベストセラー著者が大胆予言!
目次
第1章 金とFRB
第2章 金は貨幣だ
第3章 金はタフな保険である
第4章 金は永遠に変わらない
第5章 金のしなやかな強さ
第6章 金を買う
著者等紹介
リカーズ,ジェームズ[リカーズ,ジェームズ] [Rickards,James]
投資銀行家、リスク管理の専門家
藤井清美[フジイキヨミ]
翻訳家。京都大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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人生ゴルディアス
5
タイトルの割にまともな本、という評価らしく購入したが、副島某とかの本のほうがまだまともな部類に入るだろう。著者は金という価値のアンカーがない現行の制度はまやかしだから金本位制に戻れ(その過程で金の価格が六倍になる)みたいなこと言うんだけど、金の総量によって経済規模が制限されるという古からの反対派への論駁で、通貨が不足したら兌換通貨を金に対して減価すればいいとか平気で言う。閉鎖経済なら一時はしのげるかもだが、再び減価されるかもしれない兌換通貨が果たして公定価格で流通するかな。リテラシー低い人向けの本でした。2021/06/04
Hiroki Nishizumi
4
参考にはなったが、煽るような邦題は如何なものか2019/07/11
まめタンク
3
2020年88冊目。金本位制の維持は可能であり復活させるべきだ!というのが著者の主張。200ページほどの薄い本なので、リーマンショックのような金融危機に対する対策は?ジェレミーシーゲル博士のように、長期的に金に投資しても株式ほどの利益を得る事は出来ないといった統計への詳細な分析はありませんでした。この本に興味があれば、ロバートキヨサキ氏の「フェイク」も参考にすると面白いかもしれません。2020/02/29
りの
1
ゴールド投資について様々な角度から書かれているが、世界経済、世界情勢を理解した人でないと完璧な理解は難しいのではないか。そして、ゴールド投資に対する基礎知識と考え方に触れる機会が、日本人にはそもそも無く、日本語で書かれたゴールド投資の本も少ないことを痛感させられた。金融のプロはゴールド投資のプロでは無い。というのが印象的だった。2021/06/22