ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件

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ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023314955
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

【社会科学/経済財政統計】円の価値下落、官製株式相場の危うさ、中国や欧州の経済減速など、テーマごとに解説。アエラ連載に大幅に加筆して再構成する。リスクへの対処法、本当にいま求められている成長への処方箋も描き出す。巻末には浜矩子氏との対談つき。

内容説明

アベノミクスで皆さんの生活はよくなりましたか?政権や御用メディアが流す情報の“ウソ”を見破り、この国の都市と地方を本当に再生するために、人口減社会の「新しい経済」を描き出す。様々な“現場”を持つ人気ブロガーならではの痛快コラム。

目次

第1章 アベノミクスの処方箋
第2章 増税で日本はダメになる
第3章 資産を守る
第4章 成長戦略は地方再生にあり
第5章 世界経済はこう動く
第6章 日本も捨てたもんじゃない
特別対談 同志社大学教授・浜矩子さん―「強い経済」の裏で弱者いじめが進む

著者等紹介

山口正洋[ヤマグチマサヒロ]
1960年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。丸紅に勤務した後、86年からモルガン・スタンレー、ABNアムロ、ベアー・スターンズなど欧米の金融機関を経て、ブティックの投資銀行を開設。M&Aから民事再生、地方再生まで幅広く手がける一方、「ぐっちーさん」のペンネームでブログやメールマガジンを執筆、2007年にアルファブロガー・アワードを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サトシ@朝練ファイト

23
ぐっちーさん節炸裂、相変わらず読みやすく分かりやすいです。「バラマキを続けるような今の政策はやめて、人口減少と高齢化を前提としたお金のかからないコンパクトな社会をつくること」と現実的に結んでいます。僕もそう思います。2017/07/10

けぴ

13
AERAで掲載されていたコラムを再編成したもの。このため内容が重複することもありますが、特に強調したい点を繰り返し述べているということですね。シンガポールを見習って子供の教育に税金を使って人材を育てることこそ、日本の将来を明るくすと感じます。箱ものから人へ、ですね。民主党は高校無償化や不要なダムを中止したり方向性は正しかった。2017/06/28

ほじゅどー

12
★★★政権サイドに軸足を置く日本のメディアには本当のこと(アベノミクスはアベノリスク)を伝える術がない。データはあるので後は自分の頭で考えることが重要。日本の労働人口の減少は大問題だが、人口を増やそうとする無茶な対策ではなく、人口減を前提とした社会システムを作ることの方が大事。公共工事で新たに高速道路を造っても使う人は減る一方で、メンテナンス費用だけが残るだけ。これからの日本がやるべきことは海外への輸出の依存度を高めることではないか。東南アジアには急成長しているマーケットがある。2016/09/20

sweet november

8
地方創生も、成功したところの物真似ではだめだということ。やはり、自分の頭で考える事が大事。2017/06/03

まゆまゆ

6
株高、円安によって景気が回復したと語るアベノミクスをこき下ろす内容。実質賃金が低下し消費支出も消費税8%増税後は東日本大震災直後の消費支出よりも下がったことを紹介し、金融緩和による景気回復の限界を指摘する。雇用の増も実態としては非正規労働者の増であり、株高で企業収益が増えても賃金には及ばないことが明らかになっている今、経済システムはもう限界。ブランド化で成功しているフランスやイタリアを参考にしようというのはうなずける話。地方創生の話もなかなかよかった。2016/06/30

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