出版社内容情報
【社会科学/経済財政統計】テクノロジーの発達や機械化によって、私たちの仕事はますます奪われていく。雇用格差が避けられない状況のなか、政府や労働者はどのような策をとるべきなのか。気鋭のIT起業家が、誰よりもシビアに労働市場の現実と未来を描く。
内容説明
機械は人間に代わって労働することはできるが、消費することはできない。消費者を失った大量消費市場はやがて破綻するだろう。未来において経済を持続させるために、われわれがとるべき方策はあるのか。アメリカで大反響を呼んだ問題作!
目次
第1章 トンネル(ごく“普通”の人たちの雇用;大量消費市場とはなにか;光のトンネルで大量消費市場をイメージすると ほか)
第2章 加速(わが子供たちの将来;ムーアの法則と進化の加速度;金持ちはさらに超金持ちに ほか)
第3章 危機(市場の予測機能;2008年から2009年の景気大後退;オフショアリングと工場の海外移転 ほか)
第4章 移行(失業率75パーセントの未来;自由市場経済の構成要素:誘因;自由市場経済を堅持するために ほか)
第5章 緑色の光(新経済システム後の社会;貧困との戦い;基礎的な経済的制約 ほか)
付記と最後の考察(本書で紹介してきた考えに誤りはないか(反対意見とその回答)
「現実を無視しよう」という反論
考察に値する二つの質問 ほか)
著者等紹介
フォード,マーティン[フォード,マーティン] [Ford,Martin R.]
未来学者。ミシガン大学コンピューター工学部卒業、カリフォルニア大学ロサンゼルス校経営大学院でMBAを取得。ロボットや人工知能、オートメーションの進化が社会や経済に与える影響を研究する。自身もシリコンバレーでソフトウェア開発会社を創業、コンピューター設計、ソフト開発のキャリアは25年以上に及ぶ。フォーチュン、フォーブス、アトランティック、ワシントン・ポストへの寄稿のほか、NPRやCNBCなどのラジオやテレビにも多数出演している
秋山勝[アキヤママサル]
立教大学卒。出版社勤務を経て翻訳の仕事に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カザリ
Willie the Wildcat
パキ
厩火事
☆ツイテル☆