出版社内容情報
【社会科学/経済財政統計】最も裕福な1%の国民が、富全体の93%を保持している格差大国、アメリカ。401kプランからニューエコノミーまで、富裕層を優遇し、中間層を苦しめてきた歴史を分析する。ピュリツァー賞受賞ジャーナリストによる、全米ベストセラーのアメリカ論。
内容説明
生産性が80%上昇しても賃金は4%しか増えてない!食い殺される“新・貧困層”。ピュリツァー賞作家が深層にせまる!全米ベストセラー!!
目次
第5部 富と職の大移動(嘘つきローン―銀行とFRBの無責任な金融システム;オフショアリングの悲劇―ウォルマート、中国へ行く;知識経済の空洞化―IBM、インドで採用してアメリカで解雇;オンショアリングの脅威―外国人労働者の輸入にともなうアメリカの雇用減少)
第6部 解決への障害(失われた中道―政党分裂で議会はなにも決められない;急進的右派とティーパーティー―反税、反政府、反セーフティーネット;アフガン戦争の代償―経済を顧みずに軍事力を増強)
第7部 夢を取り戻す(国内マーシャル・プラン―夢を取り戻すための一〇段階の戦略;政治改革―穏健な中道と民主主義の復活)
著者等紹介
スミス,ヘドリック[スミス,ヘドリック] [Smith,Hedrick]
“ニューヨーク・タイムズ”記者時代、「ペンタゴン・ペーパーズ」の取材と1971~74年のロシア取材でピュリツァー賞を受賞。また、アメリカの組織問題をテーマにしたPBSの特番をプロデュースし、エミー賞を受賞
伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年東京生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで、幅広い分野で活躍中。『フラット化する世界』(日本経済新聞社)では、第1回国際理解促進図書優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブラックジャケット
スプリント
takao
フロム
schole