日本の安全保障はここが間違っている!

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日本の安全保障はここが間違っている!

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023313569
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0030

出版社内容情報

【社会科学/社会科学総記】集団的自衛権を主張し、中国包囲網を推進する「軍事アベノミクス」に安全保障の戦略はあるのか? 軍事ジャーナリストが、冷静な軍事力比較や米国の動向から、安倍安全保障政策の「愚」を明らかにする。

内容説明

集団的自衛権、中国包囲網、日本版NSC、すべてが的外れ。ボーダーレス時代のいま、もはや軍隊のみで国家は守れない!軍事ジャーナリストが日本に流布する安全保障論の「愚」を明らかにする。

目次

第1章 集団的自衛権を再検討する(日本は「イスラム国」打倒に自衛隊を派遣するのか?;的外れな解釈改憲論議 ほか)
第2章 日本の危ない安全保障(「安全保障=軍事力」ではない;中国の軍事力は「拡大」しているのか? ほか)
第3章 安倍戦略の迷走 連載「目からウロコ」で振り返る(対北朝鮮、対中国―彼我の能力も知らず攻撃力強化を提案する“専門家”たちの危うさ(2013年6月13日配信)
「中国包囲網」は妄想にすぎない(2013年8月8日配信) ほか)
第4章 国際紛争に学ぶ安全保障(ウクライナ内戦;シリア内戦と米国の「イスラム国」攻撃)

著者等紹介

田岡俊次[タオカシュンジ]
1941年、京都市生まれ。64年早稲田大学政経学部卒、朝日新聞社入社。68年から防衛庁担当。米ジョージタウン大戦略国際問題研究所主任研究員、同大学講師、編集委員(防衛担当)、ストックホルム国際平和問題研究所客員研究員、AERA副編集長、編集委員、筑波大学客員教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

10
自衛隊は合憲であると言いたいがために、集団的自衛権は違憲であると日本政府は言い続けてきた。更に日本は集団的自衛権は有するが、行使できないとも言い続けてきた。ところが今日、日本政府は集団的自衛権の行使は合憲であると言う様になった。集団的自衛権とは何なのか。集団的自衛権と言うから分からなくなる。“自衛”と言うと、まるでそこには“日本防衛”も含まれている様に思えるからだ。著者の言う、“今日の憲法解釈変更の本質は、「集団的自衛権行使」の可否ではなく、「日本防衛以外の武力行使」の是非”というのは、本質を突いている。2015/06/13

ペカソ・チャルマンチャイ

3
しっかりとしたデータに基づいて書かれているのが良い。安倍晋三とそのお友達たちのアホさかげんがよくわかります。ただこの本、文章の重複した部分が多過ぎる。「何がの間違いなのではないか?」と思える位です。あとがきで少し言い訳じみたことを書いているが、作者、編集者共、本を一つの作品として完成させようという意識が欠如しているとしか思えない。作者はこの本を最初から最後まで読んだことがあるのだろうか?その上でのことなら、読者軽視なのでしょう。2015/03/09

かるまじろ

1
安全保障の要諦とは「敵対国をひとつでも減らし中立国をひとつでも味方につける。」事であり、自民党安倍政権が主張するような「国の安全を軍事力で護る事(抑止力)」とは重要な要素のひとつではあるが「外交」「情報」「経済関係」「信頼醸成」などの複合的要素のひとつでしかなく、徒に脅威論を掲げて周辺国を威嚇する事が果たして本当に国益に利するのかについて軍事評論家の視点から考察している。2016/10/18

横丁の隠居

0
安全保障と防衛は別のことだというのはよくわかる。ではどうするかという具体的なロードマップを書いていただきたいところだ。 2018/04/29

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