出版社内容情報
【社会科学/社会科学総記】集団的自衛権を主張し、中国包囲網を推進する「軍事アベノミクス」に安全保障の戦略はあるのか? 軍事ジャーナリストが、冷静な軍事力比較や米国の動向から、安倍安全保障政策の「愚」を明らかにする。
内容説明
集団的自衛権、中国包囲網、日本版NSC、すべてが的外れ。ボーダーレス時代のいま、もはや軍隊のみで国家は守れない!軍事ジャーナリストが日本に流布する安全保障論の「愚」を明らかにする。
目次
第1章 集団的自衛権を再検討する(日本は「イスラム国」打倒に自衛隊を派遣するのか?;的外れな解釈改憲論議 ほか)
第2章 日本の危ない安全保障(「安全保障=軍事力」ではない;中国の軍事力は「拡大」しているのか? ほか)
第3章 安倍戦略の迷走 連載「目からウロコ」で振り返る(対北朝鮮、対中国―彼我の能力も知らず攻撃力強化を提案する“専門家”たちの危うさ(2013年6月13日配信)
「中国包囲網」は妄想にすぎない(2013年8月8日配信) ほか)
第4章 国際紛争に学ぶ安全保障(ウクライナ内戦;シリア内戦と米国の「イスラム国」攻撃)
著者等紹介
田岡俊次[タオカシュンジ]
1941年、京都市生まれ。64年早稲田大学政経学部卒、朝日新聞社入社。68年から防衛庁担当。米ジョージタウン大戦略国際問題研究所主任研究員、同大学講師、編集委員(防衛担当)、ストックホルム国際平和問題研究所客員研究員、AERA副編集長、編集委員、筑波大学客員教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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