出版社内容情報
【芸術生活/写真工芸】撮影から半世紀、アルル国際写真フェスティバル出品を機に、国際的にも再評価の声が高まった『木村伊兵衛のパリ』。現在絶版となり入手困難の人気大型写真集を、より多くの読者が買いやすい価格の小型並製版として刊行。
内容説明
没後30年、人目に触れることのなかった木村伊兵衛のカラー作品「パリ」は、撮影から半世紀、アルル国際写真フェスティバル出品を機に、国際的にも再評価の声が高まった。本書には、幻のカラー作品170点を集大成した大型写真集『木村衛兵衛のパリ』より78点をセレクションし収録。
著者等紹介
木村伊兵衛[キムライヘエ]
1901年、東京・下谷生まれ。1930年、ライカを入手し、花王石鹸の広告写真でプロフェッショナルとしての活動を開始。雑誌『光画』に発表した東京の下町のスナップショットと、「ライカによる文芸家肖像写真展」で頭角をあらわす。以後、「ライカ使いの名手」として戦前・戦後を通じて活躍。1950年、日本写真家協会初代会長に就任。アマチュアの指導者としても、土門拳とともに「リアリズム写真運動」を推進。1954年、芸術選奨を受賞。また訪中写真家代表団団長として国交回復前後の中国を訪問。1974年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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あつしの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
14
《書店》私が生まれる10年前のパリの情景を写した写真。レトロ感満載です。今のパリとどんなに変わったんだろうか?2015/08/21
らっそ
12
そんなに今と時代差を感じなかった。ロベール・ドアーノのパリの写真を地続きで読んだ2019/09/01
Yoshinori Fukui
5
今のパリとは違う。けれど、今、世界のどこかにありそうな瞬間がそこにある。 両手に収まってしまう小さな写真なのに、窓の向こうのようにそこから広がる躍動する光景。目の前に存在するような現実感。 スタイルではなく、写真の力として、こんな写真が撮りたいと思う。 写真を撮っていくエネルギーをたくさん戴いた。2015/01/08
まにまに
4
やっぱり木村伊兵衛の何が凄いのんかわからへん。ただ、無心で写真が撮られているように感じる。2015/03/06
ケケ内
3
4月にあった美術館えきKYOTOの展覧会にもいった。106-107ページの写真がとっても好きだ、と見るたびにおもい、同時にこの本に載ってる人の大半はもう会えないことに気づく。日常をそのまま切り取る木村伊兵衛のすごさ、そしてそれが60年ほど前のことだという驚き。2016/12/05
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