ハーバード流ソーシャルメディア・プラットフォーム戦略

ピスコロスキ，ミコワイ・ヤン【著】〈Ｐｉｓｋｏｒｓｋｉ，Ｍｉｋｏｌａｊ Ｊａｎ〉/平野 敦士カール【訳】

朝日新聞出版（2014/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 391p／高さ 20cm
• 商品コード 9784023313224
• NDC分類 336.1
• Cコード C0034

内容説明

アメリカン・エキスプレス、ナイキ、ミクシィ、ツイッター、フェイスブック、リンクトインなど、ソーシャルメディアで成功する企業と失敗する企業は何が違うのか。ハーバードで教える最新フレームワーク。企業はいかにしてソーシャルメディアで利益を上げるべきなのか―気鋭の専門家による、新しい「ソーシャル戦略論」。

目次

本書の構成
ソーシャルの失敗とソーシャル・ソリューション
「出会い」ソリューション：イーハーモニーとオーケーキューピッド
「出会い」ソリューション：ツイッター
「友だち」ソリューション：フェイスブックとミクシィ
「出会い」と「友だち」のソリューション：リンクトインとフレンドスター
「出会い」と「友だち」のソリューション：マイスペース
ソーシャル戦略
ジンガのソーシャル戦略
イェルプのソーシャル戦略
アメリカン・エキスプレスのソーシャル戦略
ナイキのソーシャル戦略
Ｘカードとハーバード・ビジネス・レビューのソーシャル戦略構築法
結論

著者等紹介

ピスコロスキ，ミコワイ・ヤン［ピスコロスキ，ミコワイヤン］ ［Ｐｉｓｋｏｒｓｋｉ，Ｍｉｋｏｌａｊ　Ｊａｎ］
ハーバード・ビジネス・スクール戦略ユニット准教授を経て２０１４年よりＩＭＤビジネス・スクール教授（経営戦略・イノベーション）。『ハーバード・ビジネス・レビュー』でフェイスブック、ツイッター、フォースクエア、マイスペースなど、多くのソーシャルメディア・プラットフォームのケースを執筆している

平野敦士カール［ヒラノアツシカール］
ビジネス・ブレークスルー大学教授（学長大前研一）、早稲田大学ビジネススクールＭＢＡ非常勤講師、ハーバード・ビジネス・スクール招待講師、株式会社ネットストラテジー代表取締役、社団法人プラットフォーム戦略協会理事長。麻布中学・高校卒業、東京大学経済学部卒業。日本興業銀行、ＮＴＴドコモｉモード企画部担当部長を経て現職。元楽天オークション取締役、元タワーレコード取締役、元ドコモ・ドットコム取締役（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆき]

図書館本：アメリカでの先進事例をもとにして、どうやってプラットフォームを作っていくのかが細かく書かれている。ユーザ目線にしかなっていないので、なかなか理解するのが難しかった。

2014/12/20

[記憶の図書室]

広がり、表現、検索。。交流コストをいかにしてさげるか。経済的社会的コストをとりのぞいて、素晴らしい出会いを創出する。

2016/04/03

[yupayupa]

ソーシャルの失敗 広がり、表現、検索、コミュニケーション 経済的理由、社会的理由 友だちソリューション、出会いソリューション 差別化戦略、低コスト戦略

2016/02/27

[Tomomi]

すごい本だ。研究結果の本なのに学者でもない人間がスラスラ読める。仕事でSNS絡みの人は絶対読むべきだし、関係ない人でもSNS使ってる人は特に自分が使っているプラットフォームの章はよく分かると思う。成功したSNSと失敗に終わったSNSを比較して何が違うのか、人の交流に4つのコストがあるというところから説明している。前半で実際のSNSを比較して、後半では企業がSNSをどのように戦略的に使っているかをAmex/Nikeなど有名企業を使って説明している。メモを取りながら読みました。

2014/12/19

[Monty]

ソーシャルの失敗とは交流できない状況・状態であり、それには経済的要因と社会的要因それぞれのコストが起因している。また、それらコストが「広がり」「表現」「検索」「コミュニケーション」のどこに課題があるのかを解決しなければならない。昨今、「繋がり」「共有」が求められている社会で、ソーシャルメディアの役割はさらに重要になっているが、ビジネスで捉えたときに、そこから如何に利益を生み出させるか？タスクを実行してもらうか（企業側のコストさくげん）が難しいということを再認識。

2020/10/04