出版社内容情報
先鋭的かつ革新的なモノ作りをすることで世界中から支持を集めるデジタル家電メーカー「ソニー」と「アップル」。2012年に過去最大の赤字を計上したソニーだが、同年4月にCEOを交代、「ソニーを変える。ソニーは変わる。」をキャッチフレーズに、新体制のもとで再生と成長に意気込んでいる。一方、時価総額世界一となったアップルも、昨年、カリスマ経営者スティーブ・ジョブズの死去によりCEOを交代し、このまま好調を維持できるかに注目が集まっている。ソニーは起死回生となるか、アップルはさらなる成長を遂げられるか、この比較されることの多い2社のモノづくり、経営の考え方、経営戦略などを、過去から現在に至るまで俯瞰して徹底的に検証することで、「売れる企業」「売れるブランド」とは何かを明らかにする。
内容説明
ソニーは起死回生なるか?アップルはさらなる成長を遂げられるのか?「売れる企業」「売れるブランド」とは何か?2社のモノづくりや経営戦略などを、過去から現在に至るまで俯瞰して徹底的に検証する。
目次
第1章 「歴史」―交錯する2つの企業(カリスマから生まれた企業;「自社テクノロジー」にこだわるソニー ほか)
第2章 「作る」―デバイスの時代を生かすアップル、ジレンマに悩むソニー(メカトロの時代とデバイスの時代;デバイスの時代を最大限に生かしたアップル ほか)
第3章 「使う」―ソフトとサービスでハードを売るアップル、分断から統合を目指すソニー(アップルはソフトで儲けていない!;「コンテンツ」は売り物か、体験か ほか)
第4章 「売る」―「ブランド」化するアップル、ソニーの課題は「テレビ依存体質」(ブランド戦略の主軸「アップルストア」;商品の価値を上げるための直営店 ほか)
第5章 「未来」―モバイルに賭けるソニー、アップルは「好かれる独善」でいられるか(ゲームに統合するための「新人事」;残るカードを「3つのコア事業」に集中 ほか)
著者等紹介
西田宗千佳[ニシダムネチカ]
1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、アエラ、週刊朝日、週刊現代、週刊東洋経済、DIME、日経トレンディ、AV Watch、マイコミジャーナルなどに寄稿するほか、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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Mik.Vicky
まめタンク
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daisuke310vvv
ともとも