内容説明
親の老いは着実にやってくる。次第にできないことも増えてくる。「お金」の管理もそのひとつ。親のお金のまわりに群がる巧妙な手口、執拗な勧誘…老親の孤独や不安に忍び寄る。あとから後悔しないために、いま、親から聞いておきたい家のこと、財産のこと。
目次
第1章 親のお金は狙われている!
第2章 親を知ることから始めよう
第3章 親から聞いておきたいお金のこと
第4章 親から聞いておきたい不動産のこと
第5章 親を守るための生活サポート編
第6章 親を守るためのトラブル予防編
第7章 親を守るためのマネー実践編
第8章 いざというときのための成年後見編
第9章 いざというときのための相続の知識編
著者等紹介
北見久美子[キタミクミコ]
ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)、消費生活アドバイザー、消費生活コンサルタント。新潟県出身。立教大学英米文学科卒。大学卒業後、編集者、雑誌記者、消費生活センター相談員を経て、独立。幅広い年代層の個人相談の経験を生かし、消費者1人ひとりがよりよく暮らしていくための情報発信や講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はなあぶ
7
子供の目から見た老親のお金の守り方を書いた本ですが、私は自分が老いた時、どういう部分で周りにお世話をかけそうなのか、未来予想図をみる思いで読みました。誰にも避けられない老い、その時が来た時、自衛するにはどういうことに気をつけなければならないのか、どういう制度が利用できそうなのか、知っておけばいくらか参考になるのではと思いました。とりあえずこの本を読んで、先物取引はクーリングオフの対象外だということと、社会福祉協議会が実施しているお金を管理するサービス「日常生活自立支援事業」があることを知りました。2016/07/23
Humbaba
2
お金の話というのは,家族であってもなかなかできないものである.しかし,しっかりしていると思っていた親でも,加齢によってぼけてしまう日が訪れる.取り返しの付かない状態になってから慌てるのではなく,少しずつ話し合いを進めていくことが重要である.2012/05/09
できっこないす
2
親世代は預金していれば数%の利息がついたし、株価も右肩上がりだったので資産運用を考える必要が無かった。しかし、アグラ牧場はもとより、明らかに手数料が高く元本を切り崩して配当する外貨建て債券に多くの資金が集まっていることを考えると、きちんと資産運用を親子で考えないと、親の貴重なお金は守ることができないのだろう。2012/05/06
みーちゃん
0
親に、もっと思いやりを持って接しようと思った。2014/07/23
gonta2758
0
最近親にはつらく当たってばかり、少しは話し合いができるかも。2012/08/06




