ファイナル・クラッシュ―世界経済は大破局に向かっている！

石角 完爾【著】

朝日新聞出版（2011/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 280p／高さ 20cm
• 商品コード 9784023309722
• NDC分類 332
• Cコード C0033

出版社内容情報

世界中のユダヤ人の間で話題になっている予言の書〝THE FINAL CRASH〟。サブプライム、リ-マンショック、通貨戦争、金や石油、穀物といった商品相場の高騰など、この4年間の金融事象をことごとく的中させた。2011年以降はどう予測されているのか。米国債・ドルは大暴落するのか。資産を守る方法はあるのか。ユダヤ教に改宗してユダヤ人となった国際弁護士が同書の翻訳引用権を獲得、世界経済の動向を読み解く！

内容説明

世界中のユダヤ人の間で話題になっている予言の書“ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ　ＣＲＡＳＨ”。サブプライム、リーマン・ショック、通貨戦争、金や石油、穀物といった商品相場の高騰など、この四年間の金融事象をことごとく的中させた。二〇一一年以降はどう予測されているのか。米国債・ドルは大暴落するのか。資産を守る方法はあるのか。ユダヤ教に改宗してユダヤ人となった国際弁護士で、同書の著者ヒューゴ・ブーローと親交のある石角完爾が、同書の内容をもとに世界経済の動向を読み解く。

目次

第１章　借金が市場を炎上させる
第２章　世界経済ブラックアウト
第３章　迫り来るメルトダウン
第４章　日本経済の行方
第５章　自分の資産をどう守るのか
第６章　クラッシュ後の世界

著者等紹介

石角完爾［イシズミカンジ］
１９４７年京都府生まれ。京都大学在学中に国家公務員上級試験、司法試験に合格。同大学を首席で卒業後、通商産業省（現・経済産業省）を経て弁護士に。ハーバード大学ロースクール、ペンシルベニア大学ロースクール修士課程卒業。ペンシルベニア大学証券金融研究所研究員、米国ＳＥＣ（証券取引委員会）研修生、ウォール・ストリートのシャーマン・スターリング法律事務所Ｍ＆Ａ（合併・買収）担当弁護士などを経て、現在、千代田国際経営法律事務所所長、代表弁護士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[手押し戦車]

通貨が価値が有るなら金と同じく供給制限しないとバブルを引き起こすが政府は限度を超えた国債を発行し輪転機会を使い通貨を生産し償還国債を借金で返す金融的自殺に陥っている。レバレッジで利益を膨らませ投資をし心理に左右される市場で不自然経済となり小さな氷山に群がるペンギンの中の一匹が足を滑らせると全員が崩れ落ちる状態で金利依存、通貨移動の為替ロスなど自国通貨の金利が上がると一斉に即現金に替え値下げ値下げが起き損が拡大して行く。権利の権利を作り沢山売って水増し資産が増える。晴天に傘を貸し雨降りに傘を取り返す経済だ

2014/08/10

[T坊主]

今アベノミクスで世間はいや一部の人達でしょうが、踊っています。しかし、色々な書籍を読んでいるとやはり近代が終わる時期に突入していると。この本もその一つで、シンガポール、スイスに口座を設けよとか。それだけの財産がある人はいいよな。政治家は真にこれからの社会はこうなるべきだと指針を示してそういう方向に持っていくべきではないか。もう経済成長一辺倒の時代ではない。”経済的な満足から精神的な充実へ、無駄な物は買わない、地産地消可能な社会の実現をすべきではないか。農業の対策をしておかないと大変な事になりそうなのだが。

2013/05/09

[turtle]

とても頷けることの多い本でした。　ヨーロッパでギリシャ、ポルトガルが見捨てられるのと同様、日本も米・中から切り捨てられる、という予測は恐ろしいですが、十分にありうるシナリオです。

2011/12/05

[かず]

著者が過去に書いたことがかなりの部分であたっており、驚愕した。また、今後の日本についての考察は非常に恐ろしいが、回避する手段がないわけではないので、対策を考えるべきだと感じた。

2011/09/27

[JUN]

ふむふむ。 勉強になりましたよ。 でも、すごく眠くなっちゃった。 ごめんなさい。

2012/08/24