出版社内容情報
2000年代、2度のリーグ優勝を果たす常勝軍団に阪神を変えたのは、元球団社長、野﨑勝義だった。「ダメ虎でも黒字だから良い」というぬるま湯組織をどう改革したのか。野村・星野両監督の下でのチーム再建の実際とは。野球ファン必読の秘話満載で語られる阪神タイガースの再生物語。著者は2004年の1リーグ制移行問題で、巨人に立ち向かい2リーグ制維持に導いた立役者でもある。
内容説明
阪神の勝利に一喜一憂するファンの気持ちを知らない、阪神電鉄役員たち。いかにしてその壁を破り、2003年、18年ぶりのリーグ優勝を成し遂げたのか。野村、星野両監督を支えた「お家騒動」球団の改革秘話。2003年、18年ぶりのリーグ優勝・猛虎復活の陰にこの男あり。
目次
1章 ぬるま湯―阪神タイガース出向
2章 監督解任騒動―監督選びの心構えを学ぶ
3章 阪神の夜明け―野村克也から星野仙一へ
4章 球団改造―「ダメ虎」「ケチ阪神」から、年商倍増170億円へ
5章 「オーナー、勝ちたいんでしょ?」―星野阪神18年ぶりの優勝
6章 2004年球界再編劇の真実―反巨人同盟、1リーグ制移行の危機脱出へ
終章 昔に戻ってはならない―ああ“阪急・阪神タイガース”
著者等紹介
野崎勝義[ノザキカツヨシ]
1942年大阪生まれ。1965年、神戸市外国語大学卒業、阪神電気鉄道株式会社入社。航空営業部に配属され、旅行部門一筋。航空営業部本部旅行部長を経て、1996年、阪神タイガースに球団常務として出向。2001年から2004年まで球団社長を務めた。「人事、営業、ファンサービス」の3本柱の組織改革を掲げて球団の再生に乗り出し、野村監督の次の星野監督の下、2003年、18年ぶりのリーグ優勝を果たす。2004年、近鉄身売りに端を発した球界再編問題では、1リーグ制ありきで議論を進める巨人に反対し、2リーグ制維持に尽力する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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