内容説明
会社にも日本にもしがみつかずに生きる方法がある。中国だけが「アジア」じゃない。国際競争力1位のシンガポール、16億人のイスラムマーケット、40億人のBOPマーケット…このビッグチャンス、「アジア内需」を取り込めば、日本もあなたも復活できる。
目次
序章 もう、日本だけでは生き残れない!
第1章 縮み続ける「日本」
第2章 「グローバル人材」がいない!
第3章 「アジア内需」を取り込め!
第4章 アジアで稼ぐ「アジア人材」になる
第5章 ChangeをChanceに変える
第6章 日本人が知らない日本の魅力
終章 日本の未来は「グローバル人材」にかかっている
あとがきにかえて 三・一一からはじまる「日本の奇跡」
著者等紹介
パクスックチャ[パクスックチャ]
日本生まれ、韓国籍。ペンシルベニア大学経済学部卒業。シカゴ大学でMBA(経営学修士)取得。アメリカの電子部品会社に勤務の後、韓国延世大学へ語学留学。アメリカ系運輸企業で日本、香港、シンガポールなどの太平洋地区での人事、スペシャリストおよび管理職研修企画・実施を手がける。現在、ワークライフバランスとダイバーシティを専門とするコンサルタント。アパショナータ,Inc.代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fondsaule
12
★★★★☆ 日本の立ち位置、再確認しよう。2018/12/07
miohaha
3
仕事の関係でいただいた本です。日本生まれの韓国籍の著者が巣ごもる若者が増える日本の将来を憂えつつ、日本の復活を願って書いた本。多国籍企業で活躍した経験や今の仕事で得た幅広い知識を持って考え抜いた結果、お嬢さんをシンガポールに留学させてアジア人材に育てることを決意。今の日本にいては将来がない!という強い危機感が伝わってきます。キーワードは危機意識、でしょうか。ぬるま湯に長く浸かり過ぎてると、やばいと思ってもなかなか井の中思考から抜け出せませんね。2014/04/04
rebanira_itame_man
2
韓国・中国の勢いがすさまじく、日本のプレゼンス低下・ジャパンパッシングに対する憂い。日本の現状がうまくまとめられている。 一番興味深いのは、著者の娘への教育への考え方。都立高校の入学を辞退し、シンガポールに留学させたらしい。考えには共感できるが、そこまでやれる日本人はなかなかいないだろう。金銭的にも情熱的にも。2011/10/16
シカマル
0
ダイバーシティを体感することの重要さを説いている。アジア人は『周り』ではなく『上』を向いているのだなと。向上心を持って行動に移そう。2015/11/19
taka-isi
0
・新しい付加価値の創造=イノベーション。 ・均質性の高いチームからはイノベーションはあまり期待できない。2014/05/03