有機な人びと―おいしく安全な食を求めて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 139p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023308275
  • NDC分類 615
  • Cコード C0095

内容説明

育て、届けて、食べる。有機農業が、ここまで身近になった。日本全国体当たりルポ。養老孟司氏との対談「有機は、身体の延長だ」収録。

目次

序章 「有機は、身体の延長だ」―対談・養老孟司さん×天野礼子
第1章 “有機の時代”がやっと来た(野菜のマジシャンが紡ぐ“地産地消”―奥田政行さん(山形県「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ)
超かんたん無農薬有機農業―山下一穂さん(高知県「山下農園」代表) ほか)
第2章 警告の書としての『複合汚染』(「現代の“華岡青洲”」と呼ばれた医師―梁瀬義亮さん(奈良県・医師)
高取保育園の「伝統食育」―西福江さん(福岡県「高取保育園」園長)・安藤孫衛さん(医師) ほか)
第3章 有機農業“第一世紀”を生きてきた(集落まるごと有機農業―金子美登さん(埼玉県「霜里農場」代表)
良質菌を利用して「有機畜産」―本田廣一さん(北海道「興農ファーム」代表) ほか)
“もうひとつの日本”をつくるために―少し長いあとがき

著者等紹介

天野礼子[アマノレイコ]
1953年、京都市生まれ。中学、高校、大学を同志社に学ぶ。19歳から釣りを趣味とし、文化人類学者・今西錦司主宰の「ノータリンクラブ」に所属、国内外の水辺を歩く。88年、文学の師・開高健とともに長良川を守り、日本の川を取り戻す国民運動を立ち上げ、育てた。京都大学が提唱する「森里海連環学」に2004年からかかわり、高知県と島根県高津川をフィールドに、森と川と海との連なりを取り戻す“社会実験”と「自然に学ぶ“森里海連環学”」カルチャー教室を展開中。2008年、養老孟司、C・W・ニコル、立松和平らと「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立、事務局を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ume 改め saryo

6
今まで食べていたものは何だったのだろう?  いったい政府は何をしていたのだろう?  おいしく安全とはハードルが高い事だったのだね(^^;  でも有機だけじゃ不完全なんですね。。。やれやれ。 自然栽培とは!?2012/10/10

aki

5
有機栽培、自然農法から食育(弁当の日)、農薬の問題(梁瀬義亮さん)についてなど、幅広く触れられていた。後半に出てきた「大地を守る会」のルールの中に「他人の悪口は言わない」というものがあったが、こういう風に明記されているだけで、自分なりのやり方を実践する時の勢いや、うまくいかない時の心持ちが大きく左右されるだろうと感じた。心のどこかで、他人からの評価や批判を気にしてしまうと、マイナスの影響を受けやすいと思う。2014/09/22

おーね

1
経済もグローバル化するとちょっと舵を切ろうとすると大きな障害が出てきます。農業が必要なのはわかっているけれどこのままではどうなってしまうのだろうと思います。我が家の周りの田畑で防御なしで除草剤を散布している農家の人たちを見るにつけ考えさせられます。2011/06/15

はまおか

0
頂いた本。ちょっと仕事がらみで。。。2015/09/08

あかねずみ

0
全体から見れば少ないが、たくさんの人が農と食をそれぞれの立場で考えておられ感銘を受けた。自分も自然を意識し、自然とともに人生を歩んでいけたらと思う。以前、有吉佐和子さんの「複合汚染」を購入し読みかけたが、はじめの選挙の話がおもしろくなかったので読むのをやめてしまったが、改めて読もうと思う。2014/12/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2317034
  • ご注意事項

最近チェックした商品