内容説明
育て、届けて、食べる。有機農業が、ここまで身近になった。日本全国体当たりルポ。養老孟司氏との対談「有機は、身体の延長だ」収録。
目次
序章 「有機は、身体の延長だ」―対談・養老孟司さん×天野礼子
第1章 “有機の時代”がやっと来た(野菜のマジシャンが紡ぐ“地産地消”―奥田政行さん(山形県「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ)
超かんたん無農薬有機農業―山下一穂さん(高知県「山下農園」代表) ほか)
第2章 警告の書としての『複合汚染』(「現代の“華岡青洲”」と呼ばれた医師―梁瀬義亮さん(奈良県・医師)
高取保育園の「伝統食育」―西福江さん(福岡県「高取保育園」園長)・安藤孫衛さん(医師) ほか)
第3章 有機農業“第一世紀”を生きてきた(集落まるごと有機農業―金子美登さん(埼玉県「霜里農場」代表)
良質菌を利用して「有機畜産」―本田廣一さん(北海道「興農ファーム」代表) ほか)
“もうひとつの日本”をつくるために―少し長いあとがき
著者等紹介
天野礼子[アマノレイコ]
1953年、京都市生まれ。中学、高校、大学を同志社に学ぶ。19歳から釣りを趣味とし、文化人類学者・今西錦司主宰の「ノータリンクラブ」に所属、国内外の水辺を歩く。88年、文学の師・開高健とともに長良川を守り、日本の川を取り戻す国民運動を立ち上げ、育てた。京都大学が提唱する「森里海連環学」に2004年からかかわり、高知県と島根県高津川をフィールドに、森と川と海との連なりを取り戻す“社会実験”と「自然に学ぶ“森里海連環学”」カルチャー教室を展開中。2008年、養老孟司、C・W・ニコル、立松和平らと「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立、事務局を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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