出版社内容情報
衰退に向かっているかに見える日本経済。アメリカに次ぐ世界2位の経済大国であり続けた日本の転落は必然だったのか。日本経済の生き証人ともいえるエコノミストが、戦後の歩みとその背景を踏まえ、未来を照らし出す「光」を明らかにする。第二次世界大戦後の混乱期から、高度経済成長、オイルショック、バブル経済&崩壊、リーマンショックなどを経て、現代に至る歴史を学ばずして、明るい未来はない!
内容説明
絶頂期をすぎた日本経済―。世界の変化に取り残されないためには、どのように考え、どのように働き、どのように生活したらよいのか?歴史的な転換点にあるとき、細かな事柄に目を奪われてはいけない。大づかみにした戦後史に、戦後2度目となる日本再生のヒントを探る。
目次
序章 なぜ日本は苦境に陥ってしまったのか
1章 経済が低迷すると、国民の希望を担って独裁者が現れる―政治
2章 経済が国際化し、銀行の数は減った―金融
3章 日本的経営の価値は、人材育成の巧みさにあった―経営
4章 豊かになり、みんながバラバラになった―国民・消費者
終章 活力は人の集まるところで生まれる
著者等紹介
竹内宏[タケウチヒロシ]
1930年生まれ。静岡市清水区出身。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行入行。同行専務取締役・調査部長、長銀総合研究所理事長などを経て、現在、竹内経済工房を主宰。この間、東京大学、武蔵大学、学習院大学、法政大学講師、静岡文化芸術大学特任教授を歴任。また、静岡総合研究機構理事長、静岡新聞論説委員、価値総合研究所特別顧問としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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