砂漠で梨をつくる―ローソン改革2940日

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023304918
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0034

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内容説明

商社出身の新浪剛史は、ローソンを、そしてコンビニエンスストア業界をいかに変えたのか?AERA人気連載「新浪剛史のビジネス元気塾」も厳選再録。

目次

第1章 砂漠にやってきた(どうせ2、3年もすれば帰るんだろう;早すぎたローソン1号店 ほか)
第2章 イノベーション、芽吹く(油性ペンでなぐり書きのしてある古い録音テープ;社長になって20キロ増えた ほか)
第3章 業界の「常識」を育てる(別会社にして退路を断つ;仲間を大切にするということ ほか)
第4章 マチに、日本に花を咲かせたい(人間、一生勉強だ;パパ、いい会社に勤めてるね ほか)
第5章 新浪剛史のビジネス元気塾(アエラ連載より)(コミュニケーション術;マネジメント術 ほか)

著者等紹介

吉岡秀子[ヨシオカヒデコ]
フリーランスライター。北海道生まれの大阪育ち。関西大学社会学部マスコミ学科卒。10年間の会社員生活を経て、フリーに。週刊誌「AERA」で2003年から続くコンビニ商品開発の連載記事「GO!GO!JUNKIE」の執筆を担当。CVS業界の現場取材をライフワークに、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ

3
最近はローソンは新しいことに次々チャレンジして面白いイメージがあったけど、今から10年ほど前は社内もそんなに雰囲気が落ち込んでいたのか…。そう考えると、今のローソンはほとんどこの人が作り直したと言っても過言ではないかもしれない。人の前に立って組織を動かしていくために必要なことは、現場で求められる技量とは当然に異なるが、かといって現場を知らないと何が問題なのかも分からない。最近社長自身が本を出しているので、そっちも読んでみたい。2013/04/20

akama

2
タイトルで衝動買い。コンビニの話だということは買ってから気付いたくらいの瞬発力だった。いかんせん一昔前の古い本なので、紹介されている当時の業界の革命的な取り組みが、今では常識になっていたりするので、新鮮さは感じられなかったけど、当時の挑戦が否定され馬鹿にされた後にブラッシュアップされて今の時代に繋がってるというのがよくわかって面白かった。社長本人ではなくライターさんの記事だからか、誉める前提のような気がちょっとだけした。そういえば肝心な梨の話は…?きっとその気になれば何だってどこだってつくれるんだろうな…2018/11/21

カップラーメンマン

2
ローソン社長の、地に足ついた経営観。最後にお勧めの読書リストがあり、そこで「年をとったら、歴史小説を読むようになってきた」とあったが、この人が戦国武将だったら、きっととても強くて良く国を治める武将になっていただろうなと、そう思わせる大器。2017/06/26

ぱんぷきん

1
ローソンの新浪時代のお話。現在ローソンが三菱傘下にあることは理解していたが、元々ダイエーが経営していたとは知らなかった。ダイエーのトップダウン方式が災いして指示待ちとなってしまった社内はそのままであればCVSの三強の地位も危なかったかもしれない。かなりクセのある社長のようだけど、相手とは分かりあえるという信念が感じられ、セブンイレブンとは異なる独自路線を進むところが面白い。日本人の気質と現在のグローバリズムのミスマッチを指摘するなど洞察力に長けていると思うが、元商社マンがそこを指摘するのは不思議。 2020/05/22

fuchsia

1
仕事関係で読んでる本なのですが、今セブンイレブンで注目されているPBとかその辺は10年ぐらい前にローソンが手がけていたところなのか、とか色々感慨深い。ただ、ダイエーという母体が無い現在色々ハンデもあって大変だろうが、そこはまた色々頑張っていかれるのでしょう。個人的にはローソンのキャンペーンがオタク色強くなり過ぎなのと、昭和30年代の個人商店的雰囲気が強くなっているところがどう転んでいくのかに興味があります。2013/09/11

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