内容説明
時代をリードしてきた「雑誌」の時代は終わったのか!?雑誌受難の時代だからこそ、無類の雑誌好き・ナカザワが愛を込めて爆笑&辛口批評を展開。ちょいワル「レオン」からキャバ嬢「小悪魔ageha」まで、…やっぱり雑誌は面白い!AERA連載の名物コラム「マガシン百名山」、ついに書籍化。
目次
第1章 男性誌編(『pen』ハイセンス風がお好き;『サーカス』リアルすぎて物悲しい…。 ほか)
第2章 女性誌編(『BOAO』あえて狙った?ダサさ路線;『NIKITA』その1 NIKITA流に読むと… ほか)
第3章 カルチャー&生活&情報誌編(『TOKYO1週間』時代は変わって…;『ニコラ』新潮社の読みはズバリ当たった ほか)
第4章 ニュース&ビジネス&エンタメ誌編(『日経ビジネスアソシエ』孫&堀江VS三木谷;『Cut』ヨン様もヨンハ様も無視…ですよ ほか)
著者等紹介
中沢明子[ナカザワアキコ]
1969年東京生まれ。編集プロダクション勤務を経て、2000年にライターに転向。女性誌、ビジネス誌、情報誌などで、インタビュー、ルポ、書評を執筆。「雑誌好き」が高じて、雑誌、ネットでマガジン評も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かい
1
各雑誌へのスパイスの効いた辛口批評。軽快な語り口でズバズバ切っていく。でもそこには雑誌への愛と情熱が溢れていて、安心して楽しめた。著者自身が編集者だというのも、嫌味を感じさせない理由かも。ビジネス、ファッション、サブカル、インテリア。ありとあらゆるジャンルの雑誌がほどよく取り上げ分析されている。本屋ではまず手にしなかっただろう諸雑誌にも、少し興味を抱いた。うーん、ニキータ読んでみたい。2009/04/25
どらみ
0
おもしろかったし、ためになったし、同世代だなーとしみじみ。2012/04/28
akios
0
忘れたころに再読、何度でも笑える。あー、消費生活ってむなしいなー、と雑誌業界のあざとさに遠い目になる……2010/07/16
ちいさな図書館
0
めちゃくちゃ面白く読みました!自分もかなりの雑誌好きだということが判明…知らない雑誌はほとんどありませんでした。巻末の雑誌売上部数の右肩下がりっぷりが哀しいな…2009/08/21
fuchsia
0
今はネットや携帯で細切れに情報を取得できるが、確かに昔は雑誌と新聞でしたわね。著者はオリーブとロッキングオンが思春期のバイブルだったそうで、ちょっと痛いなーと思うが、自分は中高時代「月刊太陽」がバイブルだったよ。昔の自分にドン引き。2009/06/06