内容説明
もしも「認知症」になったら?すべての人に送る介護バイブル。何千人もの患者を診続けた老人病院院長がしたためた「私がボケたときのお願い」「21世紀型ボケないための生活習慣」とは?介護に向き合う、認知症に備える、静かな心構えと確かな知識が身に付く。
目次
フレディの遺言
フレディのアドバイス―家族がボケたときのために自分のボケを防ぐために
著者等紹介
フレディ松川[フレディマツカワ]
医学博士。1946年京都市生まれ。日本医科大学卒業。81年、湘南長寿園病院(神奈川県藤沢市)院長に就任。内科学会認定医、老人の専門医療を考える会幹事
こころ美保子[ココロミホコ]
1972年生まれ。イラストレーター。書籍の装画を中心に、文芸誌・児童書・教科書の挿絵・広告イラスト等、多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じいじ
80
〈人は誰でもボケたくて、ボケているわけではありません!〉医学博士・フレンディ松川先生が「もしも、私がボケてしまったら…」こうしてくださいと、書き記してくれた素晴らしい絵本です。先生のおっしゃる結論は、「ごく自然に接してくれる、心優しい人たちに囲まれて余生を過ごしたい」。こころ美保子さんのホッコリ温かいカラーの挿絵が、松川先生の優しい文章とともに心に沁みてきます。2020/07/24
晴久
4
健康な姑に強制されて読みました。もう入りからそんな具合だったので、姑の意図が透けて見えてしまい、日々理不尽に嫁に難癖をつけている人がこんなに優しく介護してもらう事を望んでいるのかと。嫁に優しくするのが長生きするコツだとは思わないんだろうか。内容自体は、真新しいことも特になく。趣味を持って運動して恋心を抱いて、ボケ防止。それでもボケてしまった家族には優しさと思いやりで接してあげましょうという内容でした。2018/11/02
fumikaze
4
こういう本を読むと、自分がボケない為にというよりも、父にもっとああすれば良かった、こうすれば良かったという気持ちになってしまう。ボケ対策としては私には余り役立たない。だって、やる気が無くて鬱状態になっている人に「楽しくやりましょう」「趣味を持ちましょう」と言われてもそれが出来ないのと同じだから。2014/12/30
Yasuko Yamamoto
3
認知症の介護バイブルってそのとおりだなって思いました。後半部分の認知症介護の説明文も簡単に書いてあって、小学生でも理解できると思います。 あと、生活習慣病が認知症の可能性を2割上げるって文が心当たりがありすぎて、胸に突き刺さりました。親も私も気をつけないといけないな。2017/10/01
shin
1
認知症の方の気持ちが理解できたような気持ちになれる。2018/10/18