出版社内容情報
ドイツにも抜かれ、名目GDPが世界第4位に転落した日本。日本もドイツもものづくりの国で、約99%が中小企業であるのも同じだが、日本の製造業の生産性はドイツの3分の2。なぜか? ドイツの優れた中小企業の実状に、日本再生のヒントを探る。
【目次】
内容説明
日本もドイツも「ものづくりの国」であり、およそ99%が中小企業であるのも同じ。だが、日本の製造業の生産性はドイツの3分の2…。ものづくり大国・ドイツの強さを象徴するのが、「隠れたチャンピオン」とも呼ばれる中小企業の存在である。高い世界シェアを誇りながらも、創業した地を離れず、ドイツ経済を支える、優れた中小企業の実情に、日本再生のヒントを探る。
目次
序章 ドイツはなぜ日本を追い抜けたのか?
第1章 独自の高いものを作るドイツ、いいものを安く売る日本
第2章 日本とドイツ、どこで差がついたのか
第3章 ドイツ経済の強さの秘密「隠れたチャンピオン」
第4章 ドイツの強力な「研究・開発」支援体制
終章 今、日本がドイツから学ぶべきこと
著者等紹介
岩本晃一[イワモトコウイチ]
1958年香川県生まれ。京都大学卒。京都大学大学院(電子工学)修了後、1983年より通商産業省。在上海日本国総領事館領事、産業技術総合研究所つくばセンター次長、内閣官房内閣参事官などの後、現在は独立行政法人経済産業研究所でリサーチアソシエイトを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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