内容説明
効果が目に見えない糖尿病治療に終止符!期待の新薬「インクレチン関連薬」情報と高血圧の人にも必読の腎保護療法を一挙公開。
目次
第1章 おしっこが教えてくれるもの(腎臓は体の『下水処理場』と『浄水場』;おしっこは体の生命活動レポート ほか)
第2章 慢性腎炎(IgA腎症)はこわくない(日本人の慢性腎炎で最も多いのがIgA(アイジーエー)腎症
IgA腎症の約40%が透析に入る ほか)
第3章 糖尿病性腎症治療(1)『塩と水を同時に抜く』血圧コントロール(糖尿病性腎症は、透析に入る原因疾患の第1位;1998年発表、膵臓移植成功例から見えてきたこと ほか)
第4章 糖尿病性腎症治療(2)『膵外作用を重視した』血糖コントロール(血糖をコントロールする薬剤の違い;膵外作用を主体とする投薬で血糖コントロール ほか)
第5章 腎保護から健康を考える(エネルギーも塩も摂り過ぎの現代人;現代人は、なぜ高血圧と腎症になるのか? ほか)
著者等紹介
前田憲志[マエダケンジ]
名古屋大学名誉教授。大幸砂田橋クリニック院長。1939年(昭和14年)三重県生まれ。名古屋大学医学部卒業後、1966年名古屋大学医学部附属病院分院内科副手入局。1991年に同分院内科教授、1992年~1996年同分院長、1996年~2002年名古屋大学医学部附属病院在宅管理医療部教授を務める。1993年に日本腎臓財団腎研究会学術賞受賞、1994年に腎不全対策推進厚生大臣感謝状。2002年3月名古屋大学退官。同4月より大幸砂田橋クリニック院長となり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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