出版社内容情報
学校で教わった最大の謎。それは、「マイナス×マイナス=プラス」という不可思議な公式である。三角錐の体積はなぜ3で割るのか、球の体積はなぜ4/3をかけるのか……。あのとき丸暗記させられた数式の本当の意味が、やっとわかる!
内容説明
学校で教わった最大の謎。「(-1)×(-1)=1」という不可思議な数式―「そういうもの」として丸暗記した定理、公式。あれって結局なんだったんだ?微分、積分、三角関数…正直ムズイ、でも読めばスッキリ!
目次
第1部 なぜか分からない数学(体積、面積の公式のナゼ;なぜ分数の割り算はひっくり返してかけるのか;0乗と0!がわからない;マイナス×マイナスはなぜプラスになるのか;なぜ二進法が使われるのか?)
第2部 なぜか不思議な数学(ふしぎな数「e」;直感に反する確率;素数の神秘)
著者等紹介
鈴木貫太郎[スズキカンタロウ]
1966年生まれ。埼玉県立浦和高校卒業。早稲田大学社会科学部在学中に予備校講師(算数・数学)のアルバイトを始め、過去問を徹底研究。その後、数学を離れたが、海外在住中に「オイラーの公式」を理解したいという思いから再び没頭。2017年からYouTubeで数学解説動画の投稿を始め、現在の登録者数は14万人を超える(2025年2月時点)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
106
公式を丸暗記するのではなく、その解法からきちんと理解させようと、錐の体積の1/3や球の体積の公式の証明、二進法、確率計算などの基本的な事項が掲載されている。これは一体、どんな人向けの本なんだろう。私は、タイトルをどう説明するかに興味を持って手にしたが、ガウス平面で複素数を使っての説明は、(最も洗練されているとは思うが)ちょっとズルくないか。それを理解できる人は、そもそもこんな疑問を抱かないのでは。私は「リンゴが-3個ある」という概念で負の数を解説された矢野健太郎先生の著書が、最も説得力があったと思う。2025/05/12
gorico
12
壊滅的&絶望的なまでに数学が苦手な人間です。それなのに(それゆえに、と言うべきか)数学に関する本になぜか惹かれてしまう。怖いもの見たさの心理だろうか。いや、こんな私でも「なるほど数学とは美しいものなのだな」と納得できるような一冊をずっと探してるのかもしれない。この本にもそれを期待したのだが、辛うじて理解できたのは二進法の章だけだった。ほかは難しすぎてお手上げ。本文中に出てくる、予備校講師の著者にため息をつかせた中学生と変わらない(泣) サルでもわかる数学入門書とかないんかな〜2025/08/12
monado
3
ほぼほぼyoutubeで見た内容ではあったが、書籍としてまとまっているとインデックス代わりにもなってありがたい。2025/06/12
ごりらっぱ
2
難しかった。もう少し基礎を身につけてから再読しようかな。2025/08/30
カッパ
2
独創的創造力の基礎、数学2025/05/21
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