出版社内容情報
関西弁は議論に向かない? 関西人はなんでも値切る? 典型的な関西に対する偏見を、時に茶化し、時にまじめに打ち壊す。京都のはずれから考える独創的で面白すぎる関西論! 新書化に際し、ボーナストラック「55年ぶりの万国博」を加筆。
内容説明
「関西人はナットウを食べない」「京都人は本音を吐かない」「大阪人は全員が阪神ファン」これらの巷で囁かれる関西への固定観念は、作られたイメージではないか?嵯峨に生まれ、宇治に暮らす著者が、そのイメージを弄んで茶化したり、時にはまじめに歴史的背景を探ってみたり。京都のはずれから考える、笑いと知的興奮に満ちた関西論。
目次
第一章 関西弁の真実(きたない!?関西弁;関西弁は議論に向かないという知識人 ほか)
第二章 大阪の正体(“大阪のパワー”と人がいうとき;“風俗発祥の地・大阪”というぬれぎぬ ほか)
第三章 京都の正体(辺境文化の光と影;京都の景観なんて、どうでもいい ほか)
第四章 関西全体への大誤解(値切れる関西人;近畿のほんとうの意味 ほか)
ボーナストラック 三たびの復刊によせて―五五年ぶりの万国博―
著者等紹介
井上章一[イノウエショウイチ]
1955年、京都府生まれ。国際日本文化研究センター(日文研)所長。京都大学工学部建築学科卒、同大学院修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手をへて日文研教授。専門の建築史・意匠論のほか、日本文化について、あるいは美人論、関西文化論などひろい分野にわたる発言で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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