朝日新書<br> 「黒塗り公文書」の闇を暴く

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朝日新書
「黒塗り公文書」の闇を暴く

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952868
  • NDC分類 317.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

モリカケなどの重大事件で注目を集めた黒塗り文書だが、実は、地方自治体レベルでも日常的に黒塗りは行われている。市民が開示を求めた情報をどうして行政は黒塗りにするのか、黒塗りが許される理由は何か。黒塗りで隠された公益事業の闇に迫る。

内容説明

ダンボール箱に隙間なく詰め込まれた約1400枚の公文書。そのうち92%が真っ黒に塗りつぶされていた…。「民間でできることは民間に」の掛け声のもと、全国の公共施設の運営が次々と民間委託される一方、公文書が黒塗りで情報開示される事態が多発している。なぜなのか?黒塗りで隠された官民連携の実態に迫る。

目次

序章 黒塗りされたコモンの収奪計画
第1章 1400枚の黒塗り公文書に隠されていた官民癒着の構図
第2章 開示文書があぶり出した自治体のデタラメ行政
第3章 水面下で繰り広げられる「役所vs.市民」の情報開示の攻防
第4章 グランドオープン当日に暴かれた官製談合疑惑
第5章 黒塗りよりも、はるかにタチが悪い「不存在」
第6章 黒塗りなし公文書が照らす民間委託の闇

著者等紹介

日向咲嗣[ヒュウガサクジ]
1959年、愛媛県生まれ。大学卒業後、新聞社、編集プロダクションを経て、フリーランスに。雇用保険や年金制度など、主に社会保険分野のビジネス書籍で執筆活動を展開。2018年には、長年取り組んできた失業関連の著作が評価されて、貧困ジャーナリズム賞を受賞。2015年頃からはニュースサイト「ビジネスジャーナル」「週プレNEWS」などでツタヤ図書館問題の連載を開始。数々の地方自治体に情報開示請求を行い、公文書の闇に迫る活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hideto

5
主に和歌山市市民図書館の移転に関わる、その過程に迫る内容ですが、出てくるのは黒塗りされた公文書ばかり。まるで隠したい疑惑だらけのようなもの。それをあらゆる方法で明らかにしていく著者の執念さに頭が下がります。公共施設の民営化がこれからも進んでいく中、この本に出てくるようなことがあちこちで起こるんだろうなと思うと、ゾッとします。2024/12/29

GOTI

3
☆☆☆★さも有りなんですかねぇ。行政機関情報公開法や情報公開条例に基づく情報公開制度があるものの、政治家や官僚が作ったもの。よって体裁は整えてはいるが、穴だらけです。「のり弁当」といわれる「黒塗り公文書」蔓延るわけです。本書では和歌山市、広島市、東京都の図書館民間委託、神戸の水族館民間委託等々の闇を暴くべく情報公開請求をするも「のり弁」状態でらちが明かず「審査請求」などを駆使して闇を暴いてゆきます。2025/02/20

ネコ

2
国だけでなく、地方自治体も酷いですね。2025/04/10

ひのき

1
何年にも渡った地道な作業のおかげで、闇が少し分かった。こういう方がいないとやりたい放題。TSUTAYA図書館は問題ありすぎなのことに驚いた。よく分からない警備や設備の会社が図書館業務委託を受注って何なんだろうう。2024/11/17

mochizo

0
蔦屋図書館の和歌山で起きた内容を中心に描いています。入札からなにか違和感を感じる図書館なので、公文書開示を求めるとほぼ黒塗りの公文書しか返ってこないとの事。ここで透けて見えるのが「官から民へ」という号令も、民間にノウハウがなければ、ただの中抜きが横行するという事です。その手の内容がわかる本です。2025/01/17

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