出版社内容情報
デジタル機器への依存がもたらす脳への悪影響は、AIの登場でますます高まっている。「タイパ」を重視するあまりデジタル機器による「便利」「楽(らく)」に依存すれば、自分の脳が本来持っている力を衰えさせてしまうリスクがあると、著者は強く警鐘を鳴らす。「紙の本vs.電子書籍」「手書きvs.キーボード入力」????それぞれの記憶定着の差異など、さまざまな研究の成果に基づき、言語脳科学者が提案する「創造的な脳」のための処方箋。【構成】第1章 デジタル機器やAIの、何が危険なのか第2章 合成AIの脅威第3章 ペンはキーボードより強し第4章 脳の仕組みを知る第5章 紙vs.デジタル、脳活動の差異第6章 柔軟な脳の可塑性第7章 マルチタスクの重要性第8章 非認知能力を伸ばすには
内容説明
紙vs.デジタル―研究結果で示された脳活動の差異。デジタル機器やAIに頼らずに、紙の価値を活かすには?言語脳科学者が提案する「創造的な脳」のための処方箋。
目次
第1章 デジタル機器やAIの、何が危険なのか
第2章 合成AIの脅威
第3章 ペンはキーボードより強し
第4章 脳の仕組みを知る
第5章 紙vs.デジタル、脳活動の差異
第6章 柔軟な脳の可塑性
第7章 マルチタスクの重要性
第8章 非認知能力を伸ばすには
著者等紹介
酒井邦嘉[サカイクニヨシ]
言語脳科学者。1964年、東京都生まれ。東京大学医学部助手、ハーバード大学リサーチフェロー、マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学大学院総合文化研究科助教授・准教授を経て、2012年に同教授。02年、『言語の脳科学』(中公新書)で第56回毎日出版文化賞、05年、「脳機能マッピングによる言語処理機構の解明」で第19回塚原仲晃記念賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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