出版社内容情報
ヒトは老化をいかに超えるか? ヒトの寿命はいかに延びるか? 「老いない未来」が現実化する今、エイジング・クロックやエイジング・ホールマークスといった「老化を科学する」視点をわかりやすく解説する。気鋭の生物学者が導く、寿命の進化の最前線!
内容説明
なぜ、老化をコントロールできるのか?「人生250年時代」が実現する道のりとは?老化抑制から若返りまで、健康寿命を選べる時代がやってくる。「20代の身体能力を取り戻したい」還暦間近の人。「200年以上生きて、別の天体に移住したい」研究者。その願いを実現させる生物学は、ついにここまで進化した―。長寿遺伝子からエイジング・クロックの確立まで、老化のメカニズムを解き明かし、「老いない未来」を導くエイジング研究の最前線!
目次
プロローグ 老化とは何だろう
第1章 老化をコントロールする知識
第2章 老化を革新させる哲学
第3章 老化を見える化する科学
第4章 老化を抑制する実学
第5章 老化を超える社会
第6章 老化を普遍化する技術
エピローグ 老化はソーシャル・プラットフォームである
著者等紹介
早野元詞[ハヤノモトシ]
1982年、熊本県生まれ。慶應義塾大学医学部整形外科学教室特任講師。老化、エピジェネティクスが専門。2005年、熊本大学理学部卒業。2011年、東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカルゲノム専攻にて博士号(生命科学)取得。2013年より米ハーバード大学医学大学院に留学し、同大学院フェロー及びヒューマンフロンティアサイエンスプログラムフェローを経て、2017年より慶應義塾大学医学部眼科学教室特任講師に着任。同大学理工学部システムデザイン工学科および医学部精神・神経学教室特任講師を経て、2023年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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