朝日新書<br> 宇宙する頭脳―物理学者は世界をどう眺めているのか?

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朝日新書
宇宙する頭脳―物理学者は世界をどう眺めているのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952585
  • NDC分類 440.4
  • Cコード C0244

出版社内容情報

宇宙物理学者、それは難解な謎に挑み続ける探求者である。しかしてその実態は……。宇宙の外側には何があるか、並行宇宙は存在するか? 答えのない謎に挑むための驚くべき思考法から、彼らのユニークな日常まで、物理学者の生態を全公開!

内容説明

常識を超えた宇宙の謎を物理学者がとことん真面目に考えた。宇宙の外側には何があるか、並行宇宙は存在するか?物理学者は、難解な問いに挑み続ける探求者である。奇人か変人か、しかしてその実態は…。物理学者のユーモアあふれる発想法から、科学的なものの見方・思考法まで、型破りな頭の中を大公開!著者による渾身の文末注も必読。

目次

序 今ここにある宇宙とぼくの起源について
第1部 物理学者、この不思議な生き物(人生で大切なことはすべて相対論から学んだ;大学教授をめぐる三つの誤解;物理学者は所構わず数式を書きなぐるか?)
第2部 正解のない宇宙の謎を考える(この宇宙は偶然か、必然か―宇宙原理と人間原理;「宇宙は点から始まった」の真偽;アインシュタインと歴史のいたずら;宇宙の5W1H―いつどこで誰が何をなぜどうやって)
第3部 物理学者は世界をどう眺めているのか?(世界の退屈さをなくす「対称性の自発的破れ」;物理学者は世界をどう眺めているのか?;人生に悩んだらモンティ・ホール問題に学べ;日常から始める科学的思考法のレッスン)
第4部 常識を超える真面目な宇宙論(この宇宙のはるか先どこかに並行宇宙はあるのか?;宇宙に思考が誕生する確率;この私に自由意志があると信じる(信じたい)理由)

著者等紹介

須藤靖[ストウヤスシ]
1958年高知県生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授。東京大学理学部物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(理学博士)。専門は宇宙物理学、特に宇宙論と太陽系外惑星の理論的および観測的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

84
何を隠そう私は須藤先生のファンです。先生の著作はほとんど自腹で(ここが大事!)買って読んでいる。本書のようなエッセイの類はフフフと時折笑いながら読んでるが、専門書は門外漢には歯が立たず概ね撃沈の憂き目にあっている。今回気になったトピックは”この宇宙は不自然だ”という考え。創造主を持ち出さず無数の宇宙を考えることで、その中の無数の偶然の積み重ねの結果として生まれた例の一つが、我々が住むたまたま不自然な、この宇宙ではないか。ということで、この世の中(あの世も含むかも?)には宇宙が無数に存在するらしい。⇒2024/06/06

へくとぱすかる

45
最高に驚くのは「ビッグバンは爆発ではない」というくだり。昔の本だと、宇宙は点から一気に爆発したとか、宇宙の外というものはなかったとか、確かに書いてあった。これが何とイメージ的に誤解を招くというより、重要な区別を混同した誤りそのものらしい。現在のところ最新の宇宙像はマルチバースを前提に、SF以上にブッ飛んだイメージを提供してくれている。そのすさまじさには「へー」と声をあげるしかない。ボルツマン脳という概念もすごすぎる。ここまでくると、宇宙の未来は淋しくなくて、なんだか希望がわいてくるような気がする。不思議。2024/05/31

haruka

24
物理学者は、無限の宇宙を本音ではどう思っているのか・・?日本版・アシモフの科学エッセイみたいで面白かった!つい吹き出してしまう、宇宙と関係ないエピソード満載。宇宙の半径470億光年の外には、並行宇宙、無限個の地球があるだろう。さらにこの宇宙の外には、別の物理法則に支配された無限の宇宙が無限の時間に広がっているだろう。ほとんどが自然な宇宙(10の-33乗cmのミクロサイズ)ばかりだろうけど。肩の力を抜いて多元宇宙論の本を読みたい人におすすめ!著者の「不自然な宇宙」が、簡潔かつおもしろくまとめられている。2024/06/15

特盛

23
評価3.3/5。著者は東大理物の宇宙論教授。本作は「僕は何故ここに存在するか?」という素朴な疑問を子供のころから持ち続ける著者のポップなエッセイ。ビッグバンの誤解やマルチバースと人間原理といったテーマから、物理屋という独特な人間の人生の見方まで、幅広く綴られる。10^(10^68)とか、クラクラする大きな数字の桁の数々と反直観の世界観に、目の前の現実が不思議に見えた。学者というのは引退を意識したくらいになってからより自由に過激に面白くなる人もいるもんだ。生命起源研究に転じた宇宙物理の戸矢先生もそうだった。2024/04/27

Fondsaule

20
★★★★☆ 「宇宙物理学者」そのものの説明から始まるが、 物理法則はいつ生まれたのか? 物理法則はどこにあるのか? 物理法則は誰がつくったのか? 物理法則は何をするのか、なぜ存在するのか? 物理法則はどうやって生まれたのか? あたりの話がとても面白かった。 観測可能な「この宇宙」と、それを含む「宇宙」をはっきりと区別して説明してくれたところでいろいろとクリアになった。2024/07/26

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