朝日新書<br> 限界分譲地―繰り返される野放図な商法と開発秘話

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朝日新書
限界分譲地―繰り返される野放図な商法と開発秘話

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952523
  • NDC分類 365.3
  • Cコード C0230

出版社内容情報

各界より絶賛の声!「独自取材を重ね日本社会の暗部に迫った一冊」――原武史(政治学者)「興味津々で奇々怪々……不動産の魑魅魍魎!」――春日太一(時代劇研究家)YouTube再生回数2000万回超!「限界ニュータウン探訪記」配信者、渾身の書き下ろし!嘘八百・誇大広告、デタラメ営業、乱開発……高度成長期・バブル期の仰天販売手口を紹介し、「資産価値マイナス物件」が再び分譲されている現状を明らかにする(目次)第1章 取り残される限界ニュータウン第2章 限界ニュータウンはこうして売られた第3章 原野商法の実相第4章 変質するリゾートマンション第5章 限界ニュータウンの住民 第6章 限界ニュータウンの売買第7章 限界ニュータウンは二度作られる

内容説明

こんな場所になぜ?全国に広がる放棄住宅の謎を掘り起こす!都心部のマンションが高騰する一方、郊外では、家屋もまばらで空き地だらけのまま放置されている宅地も増加している。投機型分譲地、原野商法、別荘地・リゾートマンションなど、高度成長期からバブル期にかけて世を席巻した、杜撰な土地ビジネスがもたらした負の遺産の軌跡を辿り、現在の不動産バブルとの共通性を見出し、警鐘を鳴らす。

目次

第1章 取り残される限界ニュータウン
第2章 限界ニュータウンはこうして売られた
第3章 原野商法の実相
第4章 変質するリゾートマンション
第5章 限界ニュータウンの住民
第6章 限界ニュータウンの売買
第7章 限界ニュータウンは二度作られる

著者等紹介

吉川祐介[ヨシカワユウスケ]
1981年静岡市生まれ。主に千葉県北東部に散在する旧分譲地の探索ブログ「URBANSPRAWL―限界ニュータウン探訪記」の開設をきっかけに、より探索範囲を拡大したYouTubeチャンネル「資産価値ZERO―限界ニュータウン探訪記」を運営するほか、寄稿、講演などの仕事も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

87
ご自身が千葉県内の限界ニュータウンに住み、ユーチューブ「限界ニュータウン探訪記」が累計再生回数2000万超の著者。高度成長期、バブル期までの乱開発等限界ニュータウンはいかにして売られたか、そして現状。限界ニュータウン、分譲地の売買。他にも原野商法やリゾートマンションの問題についても。2024/04/15

rico

81
千葉北東部などに多く存在する放置された分譲地は、かつて値上り確実な資産として販売された。買主の多くはささやかな夢を見た都市部在住者。交通の便も悪く、売るに売れないまま相続され・・・今や「負動産」化。著者自身がそういう地域に居住し情報を発信しているということで、実態がよくわかる。人口が減る中、これらの土地が活用される見込みは薄い。不要な土地を国が引き取る制度ができたらしいがどこまで機能するか。短期的利益のみを目的とした不動産開発や売買は地域を壊す。最近活発な1Rやタワマン投資も、似た匂いがするような・・・。2024/06/12

あすなろ

79
負動産のうち、限界分譲地や原野商法の現在を記した本である。そして、サブタイトルにあるとおり繰り返される商法と開発秘話も述べられている。仕事柄、実は公図や実物でこれは?と思う土地を時折目にする事があり、興味深く書店で手に取り購入。ここには負動産の現実が記されているが、現実の地方の不動産も限界分譲地を核に記されているのである。今後、少子化が進んだ中の相続が為されていき、不動産屋も仲介料とならないと積極性なく、過疎化が進む中でこうした土地はどうなるのか?或いはどういう活用やそれまでの施策が必要か?等興味尽きない2024/03/03

ヒデキ

47
限界分譲地、限界ニュータウン、 土地は、値が上がるものだという認識が、前提になっているという感じでしょうか?これとは、違いますが、土地の値段が、ガクンと下がって塩漬けになっている土地、私も持ってます。最初は、貯金のつもりだったのになあ 親が、高齢になってくると移動手段を持ってないと自身で限界状況になってきますねえ2024/03/15

よっち

39
今となっては売るに売れない限界分譲地はどのように売られたのか。資産価値マイナス物件が再び分譲されている現状を明らかにする一冊。まず限界分譲地どういうものでどこにあるのか、交通や教育事情、インフラや共用設備はどうなっているのか。高度成長期からバブル期に繰り広げられた歴史や、投機型分譲地の原野商法、バブル崩壊後の惨状を紹介していて、あまりにもデタラメな手口にも関わらず、買い手の知識や認識不足で成立していた過去が、また繰り返されつつある状況を考えると、人は自分が見たいものを見てしまうものなのかもしれないですね。2024/02/08

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